大人は楽しい

カテゴリ:本の周辺( 64 )




「甘い言葉」と新機能

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アサヒカメラ12月号の特集は

気をつけよう
「甘い言葉」と新機能



 ちょっといいかな?
 写真のモデルになってほしいんだけど。
 いや、ぜんぜん。ぜんぜん。あやしくないって。
 うん、普通のモデル。ハハハ、投稿とかしないって。
 いや、ぼくカメラマンやってるんだけどね。ってもまだ駆け出しで、ときどきAneCanとかと仕事させてもらうぐらいなんだけど。
 いやー、ぜんぜんだって。
 うん、そう。
 でね、このカメラ、新機能がついてて、すごく美白に撮れるんだよね。ほら、これがこのカメラで撮った写真。そう、ぼくが。
 そうなんだよ、佐々木希ちゃんって実際見たらすごく顔ちっちゃいんだよねー。
 それで君にもモデルになってもらって、良かったら雑誌のほうに売り込んでもいいかなって。
 うーん。五分五分ってとこだろうね。あ、もちろん謝礼は払うよ。掲載されたらそれとはべつにモデル料が出るし。
 あ、ホント?
 じゃ、ここじゃなんだから、その車乗ろっか。
 あそこに停まってるマジックミラー号に。
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by uso8000000 | 2010-11-26 20:22 | 本の周辺

絶叫委員会

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 穂村弘『絶叫委員会』(筑摩書房)


 久々に痛快なエッセイに出会った。

 著者は歌人だけあって、言葉に対して実に敏感だ。
 なんでも、街で耳にした「ちょっと違和感のある言葉」を一字一句記録しているのだそうだ。



 葬式の席で、故人の友人が言う。
「N(死んだ友人)が生き返るなら、俺、指を4本切ってもいいよ」


 久しぶりに知人の女性と再会した著者。
著者「お久しぶり、お元気ですか」
A「堕胎しました」


 十歳くらいの娘に、野菜ジュースを勧める父親。
父「これ飲むと、青虫みたいになれるよ」
娘「嫌!」


 寿司屋にやってきた女性。
「こんばんは、やどかりなんですけど」


 著者が昔読んだ、キュリー夫人の伝記。
「貧乏なキュリー夫人は薄い布団しか持っていなかったので、冬の寒い夜には椅子を着て寝ました」


 路上で。どこかのおばさんが。
「日本人じゃないわ。だって、キッスしてたのよ」


 『怪人二十面相』シリーズを読んだ人の感想。
「怪人二十面相はこんな油断しないと思うんだけど、でも、江戸川先生が書くからには本当なんだろうね」


 屋久島の縄文杉の前で、テレビ局のレポーターが若い女性登山者にマイクを向けて。
レポーター「どうして縄文杉に会いに来たのですか?」
女性「会いに来たんじゃありません。観に来たんです」


 今度はテレビ局のインタビュアーと、イヌイットのおじさんの会話
インタビュアー「このトナカイのそりで一日にどれぐらい行けますか?」
おじさん「そりゃ、あんた。どこまでだって行けるさ」





 著者の視点を通すと、世界はなんとあぶなっかしいことか。
 今にも我々が思い描いている世界ががらがらと音を立てて崩れそうではないか。




 うーん。
 このエッセイ、めちゃくちゃおもしろかったから紹介しようとしたんだけど、これ以上紹介する言葉が見つからない。
 このおもしろさを伝えようとしたら引用するしかない。
 一部引用。

 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
(電車の中で若い男の子同士がしゃべっているのを聞いて)

「俺さ、Tシャツないんだよ」
「俺あるよ」
「嘘まじ?」
「うん」
「Tシャツだよ」
「うん、Tシャツ」
「あるの? Tシャツ」
「めちゃめちゃあるよ」
「1個くれよ」
「うん、やだ」
「2軍でいいからさ」

「めちゃめちゃあるよ」とか「うん、やだ」とか、全ていいけど、やっぱり「2軍」がすばらしい。友だちのTシャツに「1軍」と「2軍」があることに勝手に決まってるのか。いいなあ。私もその世界で生きたかった。

 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜



 上の文章を読んでおもしろいと思った人は、ぜひ丸ごと読んでくれ。
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by uso8000000 | 2010-11-25 21:48 | 本の周辺

お好きな本をどうぞ

 本屋をしているので、アルバイト採用の面接をすることがよくある。
 で、その際必ずする質問が

「好きな本は何ですか?」

 正直言って、この質問の答えはあまり合否には影響しない。
 ほとんど個人的な趣味で訊いている。
 知らない作者名が出てきたらチェックしとくか、ぐらいの気持ちで訊く。


 安時給重労働の本屋にアルバイトをしにくるぐらいだから「本はまったく読みません!」という人はさすがにいない、かというとそうでもない。
「雑誌ぐらいしか読みません」という人もけっこういる。
 それはそれでかまわない。
「ふーん」としか思わない。


「東野圭吾と伊坂幸太郎です。あと最近では『のぼうの城』がおもしろかったですね」
と言われても、同じく「ふーん」である。
 みんな読んでるし、誰が読んでもそこそこ楽しめるはずだから、その答えから回答者の人となりは見えてこない。
 同様に、「好きな漫画は『One Piece』です」と言われても「ふーん」である。
 プラスにもマイナスにもならない、無難な答えだ。


 合否にはほとんど影響しないと上に書いたが、実は影響するケースもある。

 こないだ面接した子は
「小説が好きなんです!」と息巻いていたので「ほう。どんな小説がお好きですか?」とたずねると、
「『バトル・ロワイヤル』、『ハリー・ポッター』、それから『ダレン・シャン』です!」
という答えが返ってきた。
 それは小説じゃなくて児童文学(または中学生文学)だよ、と心の中でつっこみながら履歴書に架空の「不採用」印を押した。
 以前に「山田悠介先生の『リアル鬼ごっこ』が好きです!」と言っていた三十代女性を、人手が足りないからと採用したところやっぱり不出来だったので、それ以来そのへんの本を好みとして挙げる人は採用しないことにしている。
「『赤川次郎』です」という答えも、かぎりなく×に近い▲だ。

 仮にも中学生文学を売って飯を食っている手前、『バトル・ロワイヤル』や『リアル鬼ごっこ』を不当に低く見ているわけではなく(“正当に”低く見ているのだ)、要は想像力の問題なのだ。
 『リアル鬼ごっこ』を好きなことが悪いのではなく、それを己の嗜好として初対面の人間に見せつけることが問題なのである。

 「大の大人が『リアル鬼ごっこ』を好きですと言ったとき、相手にどう思われるだろうか?」という自問をすれば、普通の人間は(たとえ好きだったとしても)「『リアル鬼ごっこ』が好きです」とは言えないはずだ。

「『リアル鬼ごっこ』がおもしろかったけどそう言うと子どもっぽいと思われるよなあ。ここは無難に、数年前に一度読んだだけの『司馬遼太郎』って言っておくか」という判断を働かすのが、大人である。

 自分の発言・行動がどのような影響を及ぼすかを考えて行動しない人間は客商売に向いていない。だから採用しない。
(もし自問した末に言ったのだとしたら、常識が欠如していることになる。それはそれで仕事に向いていない)



 どういう答えを示せばプラス評価になるのかというと、これは難しい。
 強いて言うなら、担当者の好みと一致する答えだけだろう。これは答えがマニアックであればあるほどポイントが高い。
「古いんですけど……。大西巨人先生の作品はすべて読んでます」
「えぇ! ホントに!? すげー、大西巨人を好きな人、おれ以外ではじめて会ったよ」
「お好きなんですか? わあ、うれしいなあ」
「最近は古本屋にもなかなかなくてねえ」
「わかります。ぼく、源氏鶏太も好きなんですけど、なかなか手に入らなくて……」
「うそ!? 源氏鶏太も好きなの!? おれ全部持ってるから今度貸すよ!!」
 こんなやりとりになれば採用される可能性も上がるだろうが、こんな奇跡はまず期待できない。「誰それ?」で終わりである。
 下手をしたら、とりかえしのつかないダメージをこうむる可能性もある。
「好きな本ですか? 『ドグラ・マグラ』です」
なんてことを言ったら、
「『ドグラ・マグラ』を好きなのか。こいつぜったいヤバイやつだ」
と思われてしまう可能性も十二分にある。
 なにしろ日本三大奇書の一だ。どんな考えを持っているかわかったものではない。
「『リアル鬼ごっこ』を好きです」のほうが、嗜好が中学生的ということが想像できるだけマシかもしれない。
 マニアックな本も回答としてはふさわしくない。


 ヘンに見栄を張って
「カントの『道徳形而上学原論』です」
なんて答えもやめておいたほうがいい。
「けっ、インテリ様が。ここはあなた様みたいな秀才くんが来るとこじゃねえよ」と思われるならまだいい方で、下手をしたらそこから3時間カントトークということもありえる。


 だったらどんな答えがベストなのか。
 結局のところ
「東野圭吾ですね。ガリレオシリーズとか」
ぐらいがいちばんいい。
 つまんない結論だけどしょうがない。

 そんなとこでポイント稼ごうなんて思っちゃいかん。
 どうせ面接する側はほとんど「週何回入れるか」しか見てないんだから。
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by uso8000000 | 2010-11-25 16:38 | 本の周辺

しつこいぐらい水嶋ヒロの話

 しつこいけど、まだまだポプラ社小説大賞の話。

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 あれやこれやですっかりブラックなイメージがついてしまったポプラ社ですが、ぼくだけはポプラ社の味方です。
 そんなポプラ社を誰よりも愛するぼくが、第5回ポプラ社小説大賞選考会の模様を(ほんの一部推測をまじえて)再現してみました。

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 


A「それではこれより第5回ポプラ社小説大賞の選考会をおこないます」

B「なにしろ2,000万円がかかった賞ですからね。慎重に選考しなければなりませんね」

C「そうです。なにしろ、出版界の未来を担う人材を育てる賞ですからね」
(※ ポプラ社は高額賞金の理由を「受賞後数年間執筆に専念できる環境を作り、作家として大きく育っていただくために、賞金は2000万円としました」と説明している)

A「この人なんかどうですか。斉藤智さん」
(※ 水嶋ヒロは、応募時「斉藤智」のペンネームで応募したとされている)

B「いいんじゃないですか。「人間の命とは何か? 人間の価値とは何か?」という深遠なテーマに、ダイナミックな物語構成で鋭く切り込んでいるところがすばらしいですよね」

C「じゃあ誰か知らないけど、この人に大賞をあげちゃいましょう!」
(※ ポプラ社によると、授賞するまで作者が水嶋ヒロだとは知らなかったとのこと)

A「ちょっと待ってください。これ1作だけで終わりではないんですよ。デビュー作だけで2,000万円は回収できませんからね。今後活躍してもらうためにもどういう人かしっかり調べないと」

B「そうですよ。この人が指名手配犯かもしれないし、病気で余命半年かもしれません。今後作家として活動できるかどうかちゃんと調べないと」
(※ 新人文学賞は新人の育成を目的としているので、通常作家として続けられる見込みがない人には授賞しない。また、盗作ではないかの確認などもしなければならないので、受賞者を決定する前に出版社から連絡をとるのが普通)

A「まあ連絡まではしなくていいんじゃないんですか。めんどくさいし。
 募集要項に『職業』と『略歴』の項目がありますからね。それを見ればだいたいの人となりがわかるんじゃないですか」
(※ ポプラ社は授賞するまで作者と会っていないようなので、当然おこなうべき確認を“うっかり”忘れてしまったものと思われる)

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C「えーと……。職業は『俳優・タレント』。略歴は『ファッションモデルとして活躍。その後俳優に転じ、『仮面ライダーカブト』で主演を務める。その他、『ごくせん』『花ざかりの君たちへ』などの多数のドラマに出演』か。よし、誰だかわからないけどこの人に賞をあげよう!」
(※ ポプラ社によると、授賞するまで作者が水嶋ヒロだとは知らなかったとのこと)

A「ちょっとちょっとCさん! 何読んで……ちがった、何でっちあげてるんですか!
 そこには何も書いてないでしょ」
(※ ポプラ社によると、水嶋ヒロの職業と略歴は空白になっていたとのこと)

B「そうですよCさん! そこは空白でしょ!」
(※ ポプラ社によると、授賞するまで作者が水嶋ヒロだとは知らなかったとのこと)

C「だって書いてあるじゃん」

A「そこは空白!!」

C「じゃあそういうことにしときましょうか。
 しかし応募書類に不備があるってことですよね。これじゃあ賞をあげることはできないですよね」

A「でもいいんじゃないですか。みずし……ゴホン、すごくいい作品だし」
(※ 履歴書の学歴と職歴欄が空白の応募者を、一度の面接もせずに社員として採用する経営者だっていないとはかぎらない)

B「そうだよね。経歴なんか関係ないよ。大事なのは作品の中身だよ! たとえ指名手配犯でもいいじゃない」

C「さっきと言ってることがちがわないですか?」

A「そんなことありませんよ」

C「でもこの作品、未完成なんですよね……」
(※ 水嶋ヒロは9月に芸能活動を休止した際、「本格的な文学作品をほぼ書き上げている」と語っている。つまりポプラ社小説大賞応募締切の6月の時点ではまだ作品は完成していない)

A「そんなこと、どうだっていいじゃないですか!」

B「たしかに冒頭の1行しか書いていませんよ。でもこれに編集部がちょっとだけ手を入れれば立派な作品です!」

C「つまりゴーストラ……」

A「ちがいます! 校正ですよ校正! どんな作家だって校正チェックがあるのは当然ですよ」

C「でも1行しか書いてないんでしょ」

A「だけどほんとにいい小説だったんだもん!」

B「「人間の命とは何か? 人間の価値とは何か?」という深遠なテーマに、ダイナミックな物語構成で鋭く切り込んでいるところがすばらしいんだよ!」

C「だけどすばらしい作品を書いて、人生を賭けて作品を投稿してきた他の応募者たちに失礼じゃない?」

A「なにそれ? その無名の人たちが出版界の未来を担えるの?
 これからの文芸界を支えられるのは、出せば金になる斉藤智様だけだろうがよぉ!!」
(※ ポプラ社によると、授賞するまで作者が水嶋ヒロだとは知らなかったとのこと)


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

 ぼくだけはポプラ社の味方だよ!
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by uso8000000 | 2010-11-16 20:02 | 本の周辺

さらば理論社

 児童書の出版社である理論社が民事再生法の適用を申請した。
 出版不況と言われ、年間数十社が倒産している出版界においては、とりたてて騒ぐほどのことではない。
 理論社は中堅の出版社だが、最近はやや迷走ぎみだったのでこのニュースを聞いても「ふうん。理論社もか」という程度の感想しか湧かなかった。


 出版社が倒産をすると、基本的に本の返品ができなくなる。
 これは本屋にとってはなかなか困る事態だ。
 返品できないんなら売ればいいじゃん、と思うかもしれないが事はそう簡単ではない。
 まず、本屋は返品することを前提に本を注文している。
 どーんと平積みしたほうが見栄えがいいから、「5冊くらい売れるだろうな」と思っても10冊注文する。
 これは実際不思議なところで、たくさん置いといたほうがよく売れるのである。
 10冊置いといたら5冊売れた。じゃあはじめから5冊だけ置いとけば完売するのかというと、そうでもない。3冊くらいしか売れないのだ。たくさんある→よく売れてる→おもしろいにちがいない、という購買者の心理があるのかもしれない。


 そんなわけで、書店はちょっと多めに発注する。ある程度は返品することを見越しての発注だ。
 特に理論社が扱っているのは児童書である。
 絵本は、子どもが触るものなのでボロボロになりやすい。売り物だから大切に扱いなさいよ、と子どもに教える親など皆無に等しい。落とす、引っ張る、投げる、破る。商品によっては、販売数と破損返品数が同じくらいだったりする。


 だから本屋は、返品できない出版社の商品は極力置きたくない。
 岩波書店(ここの本はすべて返品不可だ)の本が大きな本屋にしか置いてないのはこういう理由である。
 倒産した出版社の本は(たとえ売れるとしても)置きたくない。もし売れても、補充はしない。
 というわけで、倒産から1年もすればその出版社の本は書店からほぼ姿を消す。

 だから理論社の本も入手が困難になるわけだが、理論社は良書も出しているのでこれはなかなか惜しい。


 理論社には「よりみちパン!セ」というシリーズがある。
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 各界の著名人が13歳くらいの少年少女に向けて、生きかたを説いた本である。
 これは実に冒険的な企画なので、良書がけっこう混ざっている。

 なにしろ執筆陣がすごい。
しりあがり寿、小倉千加子、バクシーシ山下、叶 恭子、杉作J太郎、西原理恵子、辛酸なめ子、中村うさぎ……。
 子どもに偉そうなことを言えない(言ってはいけない)人たちばかりである。
 なかでも稀代の名著はみうらじゅん『正しい保健体育』である。
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 男子の脳は金玉にのっとっている、女子は子宮を使って宇宙人と交信している、などこの世の真理が網羅されている。
 よくこの本を「児童書」のラベルを貼って出版できたな、という本だ。

 「よりみちパン!セ」シリーズのおもしろさは、ばかばかしい本を児童書としてカテゴライズしたことにあるが、同時にそれは「よりみちパン!セ」シリーズがぜんぜん売れなかった要因でもある。
 大人が手にとっても「ふりがなだらけだな。子ども向けの本か」とろくに読まずに本を置いてしまう。
 子どもが手にとったって、みうらじゅんのおもしろさがわかるわけがない。

 試みはおもしろかった。
 理論社は星新一の児童書バージョンも出していたが、これもやはり失敗だった。
 星新一は、子どもが新潮文庫を手にとって大人になったような気分にひたれることもその魅力のひとつなのである。
 児童書にしてしまったらまるでおもしろくない。大人向けだから含蓄があるのであって、絵本にしたらまさに子どもだましである。

 児童書の版元でありながら挑戦的であろうとした理論社。
 その姿勢が原因で倒産したのだから、非常に残念である。絵本は保守的でなければならないようだ。


 少なくともクソポプラ社なんかよりはずっといい出版社だったので倒産が残念である。
(いや、ポプラ社もいい出版社だったんですよ。水嶋ヒロに賞を与えるまでは)
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by uso8000000 | 2010-11-16 17:45 | 本の周辺

おれはおこってるんだぜ

 こんなに腹が立ったのは久しぶりだぜ。

 何にって?

 そりゃあもちろん

ポプラ社よ!!



水嶋ヒロさんにポプラ社小説大賞 賞金は2千万円
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 9月に所属していた芸能事務所を退社した水嶋ヒロさん(26)が、小説家としての一歩を踏み出す。10月31日に決まった第5回ポプラ社小説大賞の大賞作「KAGEROU」の作者の齋藤智裕さんが、水嶋さんであることが朝日新聞社の取材でわかった。賞金は2千万円。1日午後に受賞作発表会見があり、水嶋さんも出席する予定。

(11月1日付  朝日新聞)


何が「水嶋さんであることがわかった」だ!!!

105%出来レースじゃねーか!!(5%は消費税)


 書店員として、何より本を愛する者として許せない。

 いやいやいや。読んでませんよ。
 水嶋ヒロがどんな小説書くか知らないから、読んでみたらめちゃめちゃいい小説かもしれませんよ。

 だとしても。だとしても。
 絶対に出来レース。

 だって、もし純粋に作品の力だけで選んだのだとしたら
「“齋藤智裕”の正体は水嶋ヒロでしたー!」って言う必要ないじゃん。
 明らかに宣伝効果狙ってんじゃん。
 本の内容で勝負したいんだったら、水嶋ヒロだと明かさずに出版すればいいじゃん。


 いや、有名人の名前使って売るのが悪いって言ってるんじゃないのよ。
 そんな本、腐るほどあるし。実際ほとんどは腐ってるし。

 でも、だったら「水嶋ヒロ文学賞」を作って作家デビューさせればいいじゃん。
 既存の文学賞を獲らせちゃあいかん。
 水嶋ヒロのかませ犬にされて、獲れる見込みのない文学賞に渾身の作品を投じた他の応募者に対して失礼すぎる。



 ポプラ社によると、斎藤さんは賞金2000万円を辞退した。同社は「多くの新しい作品が生まれるよう活用してほしいという本人の強い意思だったので受諾した」という。
(11月1日 朝日新聞)

 へー。辞退したんだ。
 えらいね。見上げたもんだ。

 でも、自分の実力で獲った賞なら、賞金を辞退する必要ないじゃん。
 自分の才能に見合った対価なんだから。
 賞金のために応募したんだろうし(ポプラ社小説大賞の魅力が賞金にしかないことはちょっと調べればすぐにわかる)(※1)
それとも何かやましいところでもあるのかな?



 ここで立場をはっきりさせておきますけど、水嶋ヒロは嫌いじゃないですよ(※2)
 むしろ今回の一件で、好感が持てました。
「実力に見合わない賞金をもらうことを恥ずかしい」と思う、正直なところに。


 許せないのはポプラ社よ!


 いい出版社でした。
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ズッコケ三人組シリーズ
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おばけのアッチ・コッチ・ソッチ シリーズ

など、たくさんの本を読んで育ちました。
今でも『かいけつゾロリシリーズ』『ねずみくん』『おまえうまそうだな』など、良質の児童書を発行しております(※3)


方向がおかしくなってきたのは数年前。
ポプラ社文庫を創刊するなど、一般書に力を入れはじめます。
そしてポプラ社小説大賞を設立。
大賞賞金2,000万円が売り物の、下品な賞でした。
第1回受賞作『削除ボーイズ0326』。この本を知っている人はかなりの通。なぜならぜんぜん売れなかったから。(※4)
作者はその後もほとんど本を出してないようだし、おそらくポプラ社は賞金2,000万円の10分の1も回収できなかったのではないでしょうか。

だからでしょう、第2回〜第4回は大賞受賞者なし。
だったら賞を廃止すればいいのに、意地になっているのかポプラ社は賞をなくそうとはしません。
「そろそろ大賞を出さないといかんだろ……」と誰もが思っていた中で、今回の水嶋ヒロ受賞。
そして大賞受賞者が出たことを機にポプラ社小説大賞はなくなるそうです。

はい、
・元人気俳優が書いた本なのでまちがいなく売れる
・賞金を辞退させることでお金は払わなくて済む
・引っ込みがつかなくなっていた金だけかかって元のとれない賞を、すっきり辞めることができる

いいことずくめですね。
水嶋ヒロ以外の応募者だけが涙を呑めばいい話ですもんね。




 わたくし、ポプラ社が書店員向けに開いた事業説明会に出席したことがあります。

 社長が来て、話をしていました。

「小学校で電子書籍が導入されることが決まったそうです。
 たしかに便利にはなるでしょうが、小さいうちから紙の本に触れることから得られるものも大きいと思います。
 出版業は、経済活動であると同時に文化活動でもあります。
 本当に正しいもの、本当に良いものを子どもたちに手渡してあげることが我々の使命なのです!」

 と大上段にかまえた演説をぶちかましていました。


 社長、これが本当に正しいもの、本当に良いものなのでしょうか!?



(※1)ポプラ社小説大賞の魅力が賞金にしかない。
→高額な賞金の理由は、作品の出版権、二次利用権がポプラ社に渡るから。 
 作家にとって我が子とも言える作品の権利を売るというのは、親権を渡すに等しい行為ではなかろうか。

(※2)水嶋ヒロは嫌いじゃない。
→というよりほとんど知らない。電車で向かいに座っていてもぜったいに気付かない。

(※3)『おまえうまそうだな』
→そのタイトルに似合わず、泣けると評判の絵本シリーズ。
 この秋、加藤清志郎(子ども店長)が声優を務めてアニメ映画化された。

(※4)『削除ボーイズ0326』はぜんぜん売れなかった
→正確には、刊行時にはそこそこ売れた(といっても、まったく無名の新人にしてはというレベル)。
 ただしAmazonで見てもらえればわかるとおり、評価は決して高くない。
 そのせいであろう、文庫化されたときはまったく売れなかった。ポプラ社も諦めていたらしく、ちっとも宣伝していなかった。
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by uso8000000 | 2010-11-01 21:19 | 本の周辺

進化の存在証明

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リチャード・ドーキンス 『進化の存在証明』 (早川書房)



 ドーキンスの『利己的な遺伝子』は文句無しにおもしろかった。
 我々は遺伝子の乗り物に過ぎないという証拠を次々につきつけられ、「はい。わたくしは遺伝子の奴隷でございます」と地に這いつくばった。世界が裏返ってしまったような感覚に襲われた。


 で、この『進化の存在証明』。
 ダーウィンの進化論(ドーキンスに言わせると、それは"論"ではなく決定事項である)が正しいことを、手を替え品を替え証明した本。

 しかし……。なぜ今進化論なのか?
 その正しさを証明なんかしなくても、小学生でもヒトがサルから進化した(正確にはサルのようなもの)ことは知ってると思うけど……。


 と思うのは日本人だからであって、他の国ではそうでもないらしいのだ。

 この本の巻末資料によると、
2008年にアメリカでおこなわれた世論調査によると、

1.「神は人類を、現在と非常によく似た姿で、ここ一万年ばかりのうちにいっぺんに創造した」
と信じている人が44%もいるのだそうだ。

2.「人類は原始的な生物から進化してきたが、この過程は神によって導かれた」
は36%、

3.「人類は原始的な生物から進化してきたが、この過程に神はかかわらなかった」
は14%にとどまっている。


 アメリカが特異なのかというとそうでもなく、また別の調査によれば
「人類は、それ以前の動物種から進化してきた」と考えている人は、イギリスで79%、ドイツで69%、トルコでは27%しかいない。

 アメリカでは「神が人類を創造した」と教えている学校もあるそうなので、ドーキンスがこういう本を書く必要があったのだろう。
 しかし、日本で「神が人類を創造したのではない! 長い年月をかけて進化したのだ!」と声高に唱えたところで、「はあそうですよね」という反応しか得られないのではなかろうか。
 個々の証拠は至極おもしろいのだが、全体のテーマが自明のことなので、全体を通じては「それはもう知ってるんで」という感想しかない。
 日本語に翻訳して出版する必要があったのだろうか。
 SFとミステリの早川書房から刊行されたのは、学術系出版社が相手にしなかったからじゃないのかな。




 おもしろかったこと。覚え書き。


・野性のキツネの中から人なつっこい個体だけを選抜して配合していくと、どんどん人なつっこい子孫が生まれるようになる。
 彼らがイヌのような振る舞いをするのは当然のことだが、なんと人なつっこいキツネは外見もどんどん犬に似てくる。


・「たったの数百万年で、単純な細胞から人類にまで進化するなんてことはありえません!」
 「しかしあなたも私も、たったの9ヶ月でそれをやりとげたのですよ」


・ダチョウやキウイは、飛び方を忘れてしまった鳥である。
 そしてカカポは「飛び方を忘れてしまった」ことを忘れてしまった鳥である。彼らは身の危険を感じると、高い所からとびたち、そして不格好に地面に落ちる。


・人類はサルから進化したのではない。
「人類とサルの共通祖先は、人類よりサルに似ていた」
 これは、あらゆる2種の動物(あるいは植物、菌類、細菌)について言える。


・人間の足は、ウマの足よりも原始的である(人類とウマの共通祖先は五本の指を持っていた。したがって、ウマのほうがより大きな変化をとげた)。
 これらからわかるように、○○は□□よりも賢い(あるいは複雑だ、生き残ることに優れている、高等だ)といった表現は誤りである。


・カバは、ブタやウシよりもクジラのほうに近縁である。
 クジラは陸に上がった後に再び海の中に戻っていったのだ。
 海→陸→海→陸 という移動をしたのがリクガメ。


・翼竜(プテロダクティル)の翼は、薬指一本で支えられている。
 トビトカゲの翼は、肋骨によって支えられている。
 ウマの蹄は、人間の中指の爪と相同。
 ある哺乳類には存在するがべつの哺乳類には存在しない、という骨はない(退化してほとんどなくなっているものはある)。ある哺乳類の部位は、必ずべつの哺乳類のどこかに対応している。


・魚は尾を左右に動かす。トカゲやヘビなどの爬虫類も背骨を左右に動かして進む。彼らは陸の上を「泳いでいる」といえる。
 哺乳類は背骨を上下(直立歩行する哺乳類は前後)に動かす。イルカは尾を上下に動かす。彼らは水中を「走っている」といえる。


・どんな飛行機械にも安定性と操縦性の間にはトレード・オフがある。安定性を優先させれば操縦性が損なわれ、操縦性を重視すれば安定性が失われる。
 飛翔動物は進化するにつれて、操縦性を増大させ、失われた安定性の代わりに計測器官と計算能力(つまり脳の力)を増大させてきた。


・人間の眼は、網膜の中心部でだけ高性能を達成している。
 私たちがある風景を見ていくとき、中心部がさまざまな部分に当たるように動かしていき、それぞれを個別に最高度の細密さと正確さで見ていく。
 そして脳の画像編集ソフトが、私たちが場面全体を同じ正確さで見ていると思わせるようにあざむく。


・キリンの回帰性咽頭神経は、のどを出発して、心臓のあたりを経由して、脳に到達する。
 のどから一直線に脳に走るよりも、数メートルも無駄に伸びていることになる。
 神経がからまったまま、首が伸びてしまったのだ。これこそが、生物が少しずつ進化してきた証拠である。
 コアラの育児嚢は、口が下に向いている。これは、木にしがみついて過ごす動物にはふさわしくない。
 コアラはウォンバットのような、地面に穴を掘る生物から進化した。穴を掘る生物にとっては育児嚢の口は下向きについていたほうが都合がよい(そうしないと赤ん坊が土まみれになってしまうから)。コアラの育児嚢も、進化の遺産である。


・私たちは動物を外側から見るとき、設計という優雅な幻想に圧倒的な印象を受ける。
 しかし内側から見たとき、印象は正反対になる。あらゆる動物は「その場しのぎで切れ端を寄せ集めてつくったパッチワーク」でしかないのである。


・自然は、DNAの生き残りに影響をおよぼさないかぎり、苦しみには関心がない。
 死ぬときに苦しみをやわらげるような遺伝子は、自然淘汰に何の影響も及ぼさない。したがって、そのような遺伝子が後々の子孫まで受け継がれていく可能性は低い。


・ウイルスも人間も、暗号化された指示によってつくられており、その指示の究極的なメッセージは、コンピューター・ウイルスと同じく「私を複製せよ」なのである。
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by uso8000000 | 2010-10-08 17:59 | 本の周辺

街場のメディア論

 内田樹 『街場のメディア論』 (光文社新書)
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 おもしれえ。目の前がぱあっと開けるような切れ味のよさ。
 3分の1ぐらい立ち読みしたんだけど、これは手元に置いとかなければならないと思って買ってしまった。

 この人の書くものはどれも痛快なのだけれど(といっても3冊ぐらいしか読んでないけど)、明確に対象を定めた(主に新聞・テレビ)この本は、特にばっさりと快刀乱麻を断つ。


 覚え書き(自分なりに咀嚼した内容)
 ほとんど自分用のまとめなので、脈略はなし。



・能力は自らが開発するものではない。
 仕事が要求してきて、それに応じて開花するもの。

・われわれが「自分の天職」や「自分がほんとうにしたいこと」を見誤るのは不可避である。
 天才的な素質を持った人は自分の才を「たいしたことのないもの」と思いこむ。

・メディアの威信を最終的に担保するのは、それが発信する情報の「知的な価値」
 そのために必要なのは「危機耐性の強さ」と「手作り可能性」
 革命や戦争などの「生きるための情報」が必要になったときに力を発揮するのは、インターネットやテレビではなくラジオやガリ版。
 テレビは、革命が起こったときに権力者に真っ先に乗っ取られてしまうメディア。つまり危機耐性が脆弱。

・新聞はテレビの批判をしない。テレビには問題がないかのように振る舞う。
 新聞やテレビは「まさかこんなことが起きるなんて」という言い訳を多用している。
 世界の成り立ちを伝えるべきメディアが無知を弁解文句に使うようになったら、その存在意義を失う。


・病院で患者のことを「患者様」と呼ぶようになったことの成果
 1.入院患者が院内規則を守らなくなった
 2.医師や看護士に暴言を吐く患者が増えた
 3.入院費を踏み倒す患者が増えた
 医療を商取引モデルで扱えば、患者が「最低の代価で最大限の財やサービスを手に入れようとする」のは必然。
 教育現場でも同じことが起こっている。消費者としての生徒は、最低の代価(=学習努力)で最大限の商品(=成績、学歴)を手に入れようとする。
 

・弱者と強者が対立している場においては、メディアはとりあえず弱者に「推定正義」を適用しなければならない(学校と保護者なら保護者、病院と患者なら患者を正義として扱う)。
 しかしこれはあくまでも一時的な方策。
 その後に誤りが判明したときは、メディアは速やかに態度を覆さなければならない。

・「これだけは言っておきたい」という言葉は決して暴走しない。生身の個人が最終的な責任を引き受けるから。
 暴走する言説とは、「誰でも言いそうな言葉」「自分が言わなくても誰かが言うであろう言葉」

・市場経済が始まるより前から存在していたものは、商取引の枠組みに入れるべきではない。
 医療や教育や司法や行政などの社会的共通資本は、市場的な条件によって左右されてはならない。政権が変わるたびに教育や医療が変わっては困る。
 だが、メディアはそれらが変わることを要求する。
 なぜなら社会が変化しないとメディアに対するニーズがなくなるから。
 そのため、メディアは必要のないものまで変化させようとする。その顕著な形が戦争。


・本棚にある本は、己の「こうありたい」という将来における知的生活への願望を映しだす

・贈り物の価値は、誰かが「返礼をせねば」と思った瞬間に生じる。

・本の価値も、読んだ後に「返礼をせねば」と思ったときに生じる。
 価値があるから売るのではない。売れたから価値がある。だから売る前に読ませなければならない。
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by uso8000000 | 2010-10-02 23:57 | 本の周辺

零時1分前

真夏のフォト喜利2010
携帯用


このブログにはGoogleから多くの人が来てくれているんですが、どんなキーワードで検索してやってきているのか調べました。

すると1位は……

「ワールドカップ  トリビア」
この記事

ごめんなさいごめんなさい。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

話は変わって、最近読んだ本。
e0025267_21471040.jpg

『核時計零時1分前—キューバ危機13日間のカウントダウン』
著:マイケル・ドブズ


高校時代、世界史の授業中はずっと前の女の子のうなじに生えている長めの毛を見つめていたので、キューバ危機のことはほとんど知りませんでした。

いやー、怖い。
「核時計零時1分前」がぜんぜん大げさじゃない。

核弾頭積んだアメリカの飛行機が止まれなくなって爆発しかけたり、
ソ連からキューバに運んだ核兵器がすっごくぞんざいに扱われたり(丸太に乗っけてころがしてたとか)、
ソ連の潜水艦が核兵器運んでることを知らずにアメリカ兵が攻撃したり、
それに怒った潜水艦の艦長が「共倒れにしてやる」と言って核ミサイル発射ボタンを押そうとしたり(周りの乗組員が必死で止めたとか)、
ソ連がキューバに核兵器設置して一触即発になってるときにアメリカの飛行機がソ連上空に迷いこんでソ連軍から追い回されたり。

核戦争の引き金になりかねないことがあちこちでバシバシ起こっている。

アメリカ大統領のケネディも、ソ連の書記長のフルシチョフも、どっちも本気で核戦争を起こす気はない。
なのに、いったん事態が動き始めたら大統領でも書記長でも止められない。
彼らが知らないところで、どんどん世界は破滅に向かって進んでいる。

アメリカ大統領がケネディじゃなかったら、
フルシチョフがあとほんの少しだけ怒りっぽい性格だったら、
ソ連がカストロの説得に成功しなかったら、
潜水艦艦長の気が変わらなかったら、
アメリカ飛行機の操縦士がソ連を脱出するのがあと5分遅かったら、
誰かが「ソ連(アメリカ)をやっつけてやる」と思ったら、

今頃世界は滅んでいる。

1962年10月。
広島原爆の数千倍の核兵器が世界中の空を飛び交った。
数百人の人間が、世界を滅ぼす力を手に入れた。
だが、誰もその力を行使しなかった。

もちろん「核戦争一歩手前まで行った恐怖」は十分に感じるが、それ以上に
「核戦争が起こらなかったことが不思議」でしかたがない。

世界を核戦争一歩手前まで追いつめながら、ギリギリのところで止めたのはなんだったのか。
それを人間の叡智と思うか、
それとも(神のような)もっと大きな存在の意思と見るか。

ぼくは、“単なる偶然”でしかないと思います。
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by uso8000000 | 2010-07-20 22:22 | 本の周辺

今月の新刊

e0025267_2055775.jpg

『世界で一番やさしい失神・突然死』

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by uso8000000 | 2010-05-28 20:07 | 本の周辺

移転しました。新しいブログはこちら http://dogdogfactory.blogspot.jp/
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