大人は楽しい

写真だじゃれ

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南瓜大虐殺




 
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# by uso8000000 | 2011-08-29 20:08 | ネタ

吸白血球鬼

 こないだ受けた健康診断の結果が送られてきました。

 おおむね健康。
「やや問題あり」とされていた項目は「身長のわりに体重が少なすぎる」と「中性脂肪が少なすぎる」。
 まあこれは悪いことじゃないでしょう。

 気になったのは、白血球が少ないということ。
1µℓあたり4,000〜8,500くらいが正常値だそうですが、ぼくは3,800。
ちょっと足りない。


 調べたところ、白血球が少ないと免疫力が低くなるので風邪をひきやすいとのこと。
 たしかに毎年2回くらいは風邪をひく。


 白血球を増やす方法はないものかと「白血球 増やす」で検索してみたんですが、これがよくわからん。

「ビフィズス菌がいい」
「バナナを食べるといい」
「玉ねぎ、しょうが、にんにくが効く」
「キャベツで増えた」
「きのこを食べると増える」
「海藻は白血球を増やしてくれる」
「玄米がいい」
 など、サイトによって書かれていることがまちまちな上、「食事では改善されません!」と言ってる人もいる。

 たかだか血の成分なのに、21世紀にもなってどうしてこんなにわかっていないものなのだろうか。
 がんばれよ医学!
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# by uso8000000 | 2011-08-25 20:26 | 日記

第93回全国高校野球選手権大会 総括

第93回全国高校野球選手権大会は日大三高の10年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。

日大三は圧倒的に強かったですね。
優勝するべくして優勝したチームでした。練習量もえげつなかったみたいだし。特に主将の畔上くんはすごかった。
タイムリーヒットを打っても顔色ひとつ変えない。大量リードをしても表情はまったく変わらない。優勝を決めて、はじめて相好をくずした。あの精神力は並々ならぬものがある。最高のキャプテンだ。
去年の興南もずば抜けて強かったけど、今年の日大三も強かった。
同じ出場校で10回トーナメントをやったら、4回ぐらい日大三が優勝するんじゃないだろうか。

前半は逆転劇、シーソーゲーム、延長戦などの接戦が多かったが、後半は疲れが出てきたこともあって自力の差がはっきり表れたように思う。

光星学院が優勝しなくてよかった。
光星は嫌いじゃないし、野球留学にも反対じゃない。
むしろ、野球留学や練習時間の差や施設の差があるからこそ高校野球はおもしろいと思う(どの学校もまったく同じ条件でやってたら生まれもっての素質だけで勝負することになってそっちのほうがかわいそうだ)。

でも、今年光星には優勝してほしくなかった。

なぜなら今年青森代表の光星が優勝してたら、高校野球をよく知らない人たちが「被災地を盛り上げるためにがんばった結果としての優勝」みたいなゲスいことを言うに決まっているからだ。

でも光星学院のレギュラー9人中7人は大阪出身だし(残り2人は和歌山と沖縄)、ベンチ入りしているメンバーに地元出身者は3人ぐらいしかいない。
そういうところが優勝して「東北勢悲願の初優勝!」とか言われても、それってちょっとちがうんじゃないんだろうかという気がする。

くりかえすけど、野球留学に反対しているわけじゃない。
勉強のできる子は進学校に行けばいいし、機械いじりが好きな子は高専に行ったほうが自分の資質を伸ばせる。それと同じで、野球が得意な子はいい練習設備があって甲子園に行くチャンスの多い高校に行けばいいと思う。
野球強豪校も進学校も伝統校も新設校も私学も公立校も、グラウンドの上ではまったく同じ条件でぶつかりあう。それこそが高校野球の醍醐味だ。

だから今回の光星に関しては、より正確に言うならば「優勝してほしくなかった」というより「今回は遠慮してほしかった」というのが正直な気持ちだ。

三沢、磐城、仙台育英、東北、花巻東……。
いくつもの学校が優勝を目前にしながら涙をのんできた。
東北の人たちの「悲願」は、もっと完璧な形で叶えられてほしいものだ。




今大会の個人的ベストゲーム


(2回戦) 関西3xー2九州国際大(延長12回)

優勝候補2校が初戦で激突した、あまりにもったいないゲーム。
両校の実力は伯仲。9回の同点劇、クロスプレーでのタッチアウトなど見所も多かった。


(2回戦) 金沢4−2聖光学院

打高投低の傾向が強かった今大会において、屈指の好投手同士の投げ合いとなった試合。
両チームあわせて24三振と、金沢・釜田と聖光・歳内の好投が光った。


(2回戦) 如水館7−4東大阪大柏原(延長10回)

試合終盤は両チームの投手が踏ん張って接戦になった。
決勝打を放ったのは如水館の1年生4番・島崎くん。まだ体ができていないので、今後が楽しみ。


(2回戦) 八幡商5−3帝京

8回までに2安打しか打てずに帝京相手に3点差で負けていた八幡商が、9回に逆転満塁ホームラン。
一瞬の油断が命取りになるという甲子園の怖さを存分に知らされたゲーム。


(3回戦) 智弁学園9−4横浜

9回2アウト。1−4。そこから奇跡の連打で一挙に8点を挙げた智弁学園が名門・横浜を破った一戦。
「野球は2アウトから」を改めて感じさせられた。


(3回戦) 習志野2−1金沢

好投手・釜田くんから2点をもぎとった習志野が辛くも逃げきった。
習志野・在原くんの粘り強い投球が光った。


(3回戦) 如水館3xー2能代商(延長12回)

如水館が史上初の3戦連続延長ゲームを勝ち抜いた。
能代商のエース保坂くんのさわやかさに心を打たれた。


(準々決勝) 光星学院2−1東洋大姫路

光星・秋田、東洋大姫路・原樹理の投げ合い。
光星の2点はいずれも内野ゴロの間にもぎとった得点。東洋大姫路の原くんはまだまだ成長する素材。
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# by uso8000000 | 2011-08-20 21:43 | カルチュア

2回戦まで

このブログは、今の季節は高校野球ブログに変わります。


2回戦が終わりました。
49代表が登場し、ベスト16が出そろいました。

・東洋大姫路は原樹理投手が注目されているけど、キャッチャーの後藤田くんがすごくいい。
 フットワークもいいし、肩も強い。気も強そうだ。

・東洋大姫路の1番打者、中島くんは灘中出身だそうだ。日本有数の進学校。
 そこから東洋大姫路へ。野球したかったんだなあ。親には反対されただろうなあ。

・新湊4−1龍谷大平安
龍谷大平安が初戦敗退。
「平安高校」時代に甲子園で80勝、29回出場して初戦敗退が5度しかなかった学校が、2008年に校名変更してから1勝もできず。
 やっぱり校名戻したほうがいいよ。

・関西3xー2九州国際大
 1年生の秋からエースだった関西の堅田くんに代わり、今大会は水原くんがエース。延長戦に入ったから堅田くんにつなぐんだろうなと思っていたら、水原くんに完投させた。
 エース水原くんのプライドを尊重した、勇気のある采配だったと思う。

・金沢4−2聖光学院
 前評判通りのレベルの高い投手戦。
 だが投手のレベルに捕手や野手が追いついていなかったように思う。聖光の歳内くんのスプリットをキャッチャーが捕球できていなかった。
 あれでは勝負どころに使えないね。

・八幡商5−3帝京
 9回表に逆転満塁ホームラン。
 八幡商は8回まで2安打だったわけだから、帝京は勝ったと思ったんだろうなあ。
 打たれた渡辺くんの「スタンド全体が向かってくるような感じがした」という言葉が印象的だった。
 そこまで抑えていたから、余計に甲子園の声援のすごさがわからなかったんだろうなあ。

・智弁和歌山8−7白樺学園
 点のとりあいになったら智弁のものだね。
 満塁ホームランで追いついた白樺学園も見事だったけど、逆転できなかった時点で智弁ペースに。魔曲ジョックロックは健在だ。あの曲がかかったら相手投手はなかなか平常心を保てないだろうな。


残り。

新湊(富山)
東洋大姫路(兵庫)  
光星学院(青森)
徳島商(徳島)  
関西(岡山)
明豊(大分)  
智弁学園(奈良)
横浜(神奈川)  
金沢(石川)
習志野(千葉)  
八幡商(滋賀)
作新学院(栃木)  
如水館(広島)
能代商(秋田)  
智弁和歌山(和歌山)
日大三(西東京)


昨年の興南のようなずば抜けたチームがないので、今年は接戦が多くておもしろい。
東洋大姫路、関西、金沢、智弁和歌山、日大三あたりが少し抜けているかな。
2試合連続満塁ホームランで勢いに乗っている八幡商が怖い存在。
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# by uso8000000 | 2011-08-15 10:46 | カルチュア

【感想】 中村 計『佐賀北の夏』


 中村 計
『佐賀北の夏 甲子園史上最大の逆転劇』
(新潮文庫)


今も高校野球ファンの脳裏に鮮やかな記憶として焼き付いて離れない、2007年夏の佐賀北高校の優勝。
ほぼ無名の公立校が次々に甲子園常連校を破っていく姿は、当時のベストセラーにちなんで「がばい旋風」と称された。

無欲の学校がひたむきさと勢いだけで勝ち上がった、というような語られ方が多かった。
ぼくもそう思っていた。
だがこのノンフィクションを読んでそのイメージはいとも簡単に覆された。
佐賀北高校は、実にしたたかなチームだった。

強い選手が集まったわけではない。
設備に恵まれていたわけでもない。
練習時間がたっぷりあったわけでもない。
そこで佐賀北の百崎監督は、「弱くても勝てるチーム」を目指した。

選手はシビアにランク分けした。
自由に打っていい選手と、つなぎに徹する選手。
つなぎの選手には、自由に打つことを禁じた。一打逆転のチャンスでもバントをさせた。「おまえは打てない」と言い聞かせ、プロ野球のように役割を明確に分断した。

そこにあるのは徹底した管理野球。
選手たちと監督は何度も衝突し、前年夏も秋季大会も春季大会も、結果を残せなかった。
だが、衝突を重ねて監督の考えが選手間に浸透するにつれ、佐賀北は勝てるチームに変わってゆく。

最大の番狂わせと言われた準々決勝の帝京戦、
奇跡ともいえる逆転満塁ホームランを生んだ決勝の広陵戦。
鋭い相手戦力の分析と、自チームの力を客観的に見た結果の綿密な作戦がその裏にはあった。

たとえば今もって「疑惑の判定」として語られている、広陵の野村投手が8回に投じた1球。
ほとんど誰が見てもストライクじゃないかと思われたが、佐賀北の反撃ペースに飲まれるかのように審判のコールは「ボール」。結果的に、その後の逆転満塁ホームランにつながった。
「雰囲気」「甲子園の魔物」というありきたりな言葉で片付けられるこのプレイにも、著者はさまざまな伏線があったと分析する。
まず、甲子園では地方予選よりもストライクゾーンが広くなること。
3回戦までは、1日に4試合をこなさない日もある甲子園では、ストライクを入りやすくして試合時間を短くしなくてはならないのだ。
だが決勝では時間に余裕があるため、それまでに比べてストライクゾーンが狭くなる。これまではストライクをとってもらっていた球が、ボールとなってしまうのだ。
さらに佐賀北の打者・井手くんは、ストライクぎりぎりの球をボールにする練習をしていた。
低めの球が来たら、ほんの少しだけ伸び上がって膝の位置を上げる。
高めの球なら、ごくわずかにかがむ。
手が出なくて見逃した球でも、決して「しまった」という顔はしない。ボール球だから自信を持って見逃したという顔をつくる。
佐賀北の「つなぎに徹する選手」の仕事。これが史上最大の逆転劇を呼び込んだ。
帝京のようなスターぞろいのチームにはできない野球だった。


あの試合の裏にはこんな駆け引きがあったのか。
このくだりを読んだだけでも、本を買ってよかったと思える。

佐賀北のいいところ、悪いところを存分に書いている。
当事者へのインタビューを通じて書いたルポルタージュは(特にスポーツものなどは)ふつう、褒め言葉しか並ばないものだ。
だが、佐賀北の監督は失敗や誤りもきちんとさらけ出している。そして著者もそれに応えて素直に文章にしている。
こういう点が、2007年の佐賀北というチームの魅力であったのだとつくづく思う。


中村 計『佐賀北の夏 甲子園史上最大の逆転劇』
中村 計
『佐賀北の夏 甲子園史上最大の逆転劇』

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# by uso8000000 | 2011-08-11 05:05 | 本の周辺

くじ引きの練習

第93回高校野球選手権大会。
ここまで1回戦15試合の結果を見た印象では、だいたい順当に勝ち上がっているように思う。
強豪校、激戦区代表が勝ち上がっている。

波乱があったとすれば、初出場の健大高崎が、これまで夏の甲子園に9回出場してそのすべてで初戦を突破していた今治西を破った試合ぐらいか。

話はそれるが、最近また増えてきた「○○大附属△△高校」という学校名はあまり好きではない。
私学はどこも経営が大変なのはわかるが、その学校が大学のものという気がして、地域に根付いていないような印象を持ってしまう。

今大会の出場校だけでも、健大高崎、日大三、東京都市大塩尻、山梨学院大付、龍谷大平安、東大阪大柏原、東洋大姫路、九州国際大付と8校が大学名を校名に冠している(龍谷大平安や東大阪大柏原に大学名がついたのは最近のことだ)。
中でも東京都市大塩尻は、こんな名前の学校を長野県民は地元代表として応援できるのだろうかという疑問さえ抱いてしまう。
甲子園に出るときのことを考えて学校名をつけたりしないだろうが、もうちょっとなんとかならんもんかねえ。


ここまでの感想。

・強打の智弁和歌山が復活してうれしい。
 ここ数年は好投手・岡田くんを擁していたからか、強打の印象が薄れていた。
 やっぱり智弁和歌山には打ちまくってほしい。今日の試合は智弁和歌山の面目躍如だった。

・聖光学院が優勝候補に挙げられている。
 歳内投手の評価が高い(1回戦は16奪三振)。たしかに変化球のキレは抜群だが、そこまで手も足も出ないという感じはない。
 昨年の優勝投手の興南・島袋くんと比べると、まだまだ荒削りな感じがする。イコールのびしろがあるということだから、甲子園でどこまで成長できるかがカギだな。

・その聖光学院のいるブロック。他の2回戦進出校は金沢、習志野、明徳義塾。
 派手さはないが甲子園を知り尽くしたいい学校ばかり。ここを勝ち上がるのは簡単じゃないね。

・花巻東のユニフォームを見るだけで、一昨年の戦いぶりを思い出して胸が熱くなった。
 帝京相手に7−8の善戦。帝京にもぜひ勝ち上がってほしい。やっぱりこういう強いところが勝ち上がらないとおもしろくない。
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 ここ10年の帝京の甲子園での強さは憎らしいほどだ。甲子園に出場したときは、すべてベスト8以上。しかしそれでも優勝できないのが甲子園のおもしろいところでもある。

・智弁和歌山も好きだが、毎回甲子園で好試合を演出してくれる花咲徳栄ももっと勝ち進んでほしかった。
 特に2003年センバツはすごかったなあ。延長13回サヨナラ勝ち→サヨナラ勝ち→延長15回引き分け→延長10回サヨナラ負け。あんなにドラマチックな戦いを続けた学校は92回の歴史でも他にそうなかろう。

・明日の第1戦は日本文理ー日大三。
 一昨年の決勝戦でいっぺんに日本文理のファンになった人も多いんじゃなかろうか。もちろんぼくもその一人。
 昨夏準優勝→今春ベスト4の日大三はこれ以上ない強敵。ぜひあのときの一球に賭ける集中力をまた見せてほしい。

・開星の白根監督、いつのまにか復帰しとる。失言で辞任したはずなのに。
 今年は抽選会にシルバーの着物で現れたのだとか。
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 失言をやらかしたときの謝罪会見も銀ピカのスーツだったしなあ。
 どう見てもヤクザ。あっはっは。いいぞいいぞ。こういう監督がいたほうが絶対におもしろい。

・1回戦屈指の好カード、関西ー九州国際大付。
 関西はいいピッチャーがいるのに、くじ運悪すぎるよね。
 昨年のセンバツは1回戦で興南に敗退(興南はその後優勝)。
 今年のセンバツは1回戦で東海大相模に敗退(東海大相模はその後優勝)。
 そして今年は1回戦で、センバツ準優勝の九州国際大付と対戦。
 まずくじ引きの練習をしよう。
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# by uso8000000 | 2011-08-09 21:48 | カルチュア

インテリアな人

あ、どうぞどうぞ。
すみませんね、散らかってて。

いえいえほんとに散らかってるんですよ。
ちゃんと片付けないといけないとは思うんですけどね。
掃除は好きなんですけど、どうも片付けってのは苦手で。

そうですか?
じゃあこれが自然なオレの部屋ってことになるのかな。

あんまりこだわってるわけじゃないんですよ。
インテリアの雑誌とか読んでるわけじゃないですし。
ただ自分がいいなあと思うものを集めたら自然とこうなったってだけで。
部屋って、住んでる人の生きざま?みたいなもんがストレートに出ますもんね。
部屋を見たら住んでる人のことが全部わかるっていうか。


あ、そうですか。ありがとうございます。
お香です。
へえ、流行ってるんですか。知りませんでした。
オレの場合は、中学生ぐらいからかな。お香が好きで。
寺とか行くとなんか落ち着くなーってw
変なガキでしたからw


そうです、碁盤と碁石ですね。
渋いっすか?
あーそういや若いのに落ち着きがあるってよく言われるなー。自分としてはもっとハジけていたいんすけどね。
囲碁をやるっていうか、まあこういうのあったら知的な感じがするかなーって、あ、いやもちろんやりますけどね。飾りじゃないっすよ。実用です。
オレ、こう見えてけっこう囲碁強いんですよ。いやホント連れにもよく言われるんすよ。おまえあっという間に五個並べるなって。


あ、気がついちゃいました?
そうなんです、提灯です。
これずらっと並べたら自宅に居ながらにして祭り気分が味わえるじゃないですか。和のテイストも出せますし。
こういうとこにもオレのハジけたい願望が現れてるのかもしれませんね。
でもけっこう大変ですよ。提灯なんてそのへんで売ってないすから。
これは信州、これは高松、これは別府で買ったやつですね。
旅行に行ったときに買ってくるんですよ。よく温泉街とかにいい感じの店があって、そういうとこで地名入りの提灯を見つけてくるんです。掘り出し物ってやつですね。


そうですねー。
そう言われると和のものが多いかもしれませんね。
べつに意識してそうしてるわけじゃないんですけどね。ただ自分の好きなものを集めただけで。
やっぱり日本人のDHA? つまり遺伝子がオレの中にも流れてるわけじゃないっすか。
だからそういうのを見ると心がふるえるんすよね。
なんか最近の若いやつってアメリカかっけーみたいな風潮ありますけど、オレは反対すね。無理して外国のもの使わなくても、せっかく日本にいいものがあるんだから、そっちのほうがモアベターじゃねえかって。
ま、言ってるオレもまだ34だから完全に最近の若者なんですけどねw

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# by uso8000000 | 2011-08-08 20:16 | ネタ

【感想】 堂場 瞬一『大延長』

堂場瞬一 『大延長』(実業之日本社文庫)


 堂場瞬一のスポーツ小説はおもしろいという噂を聞いて読んでみた。
 なるほど、おもしろい。

 舞台は高校野球選手権大会。
 物語は甲子園での決勝戦、それも延長15回引き分け後の再試合からはじまる。いきなりクライマックスだ。

 東京代表 VS 新潟代表。
 甲子園常連校 VS 初出場校。
 スポーツに力を入れている私学強豪校 VS 地元では有名な公立進学校。
 大打者を擁する打のチーム VS 豪腕エースと鍛えられた守備で勝ち進んだ守りのチーム。
 規律のとれたチーム VS 選手の自主性を重んじるチーム。
 プロで活躍して日の当たる人生を送ってきた監督 VS ケガのために野球をあきらめなければならなかった監督。

 ことごとくカラーの異なる両校の対決。
 さらに、部員の喫煙発覚、エースの怪我というハプニングが試合前の両校を襲う。

 試合開始前からこれだけのドラマを用意してあるのだが、試合がはじまればもっとすごい。
 箕島ー星稜の執念の同点劇、松山商ー熊本工の奇跡のバックホーム、横浜ーPLのサインの読み合い、智弁和歌山ー帝京の9回の攻防、佐賀北ー広陵の逆転劇……。近年のありとあらゆるドラマを、これでもかというぐらい試合の中に詰め込んでいるような印象。

 ここまでやったらやりすぎだ、こんなドラマが実際に起こるわけないと思ってしまうのは、高校野球を知らない人だ。
 誰もがこんなできすぎたことが起こるわけがないと思っていたことが実際に起こるのが甲子園という舞台なのだ。

 さまざまな人間ドラマが用意されているが、話の中心はあくまで野球。
 これほど真っ正面から野球を描いた小説は、実はけっこう少ないのではないか。
 甲子園で観戦しているときのように思わず手に汗握ってしまう小説。



 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 第93回高校野球選手権大会が開幕した。
『大延長』を読んだので、ぼくの高校野球熱も十分に盛り上がっている。

 さっそく好試合が続いていて、いい大会になりそうだ。
 今回は初出場校が多いので、とんでもない番狂わせも起こりそうだ。


 いろいろと言いたいことはあるが、いちばん言いたいのは
「震災を持ち込まないで」ということ。

 花巻東(ちがったかも)の監督が、
「甲子園まで来たのだから震災のことは忘れてプレーさせてやってほしい」
と言っていたのが印象的だった。

 まったくの同感。
 選手たちは被災者のために野球をやっているのではない。そんなゲスい目的ではない。
 自分たちが気持ちいいから一生懸命に野球をやる。これほどすばらしいことがあるだろうか。

 被災者が、地元高校の活躍を見て勇気をもらう。そりゃそんなこともあるだろう。
 地震や津波で親しい人を失った選手もいるだろう。そんなことは知ってる。
 だけど、背負っている者は誰にでもある。
 家族を失った選手だって、飼い犬に元気がない選手だって、彼女にいいとこ見せたい選手だって、同じくらい努力してきて同じくらい勝ちたいと思っているはずだ。

 不幸な目に遭ったからがんばるはずだと思うのは、選手に対して失礼だ。
 そんな甘っちょろい考えで甲子園には来ることができない。


 わざわざ他人の境遇を不幸がって同情するのは、高校野球の魅力を知らない人だ。
 口にしなくたって、その選手のすべてが気迫で伝わってくる。高校野球とはそういうものなのだ。



堂場瞬一『大延長』
堂場瞬一
『大延長』

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# by uso8000000 | 2011-08-07 20:59 | 本の周辺

へたくそ!

8月5日付朝日新聞夕刊の『元球児再び「最後の夏」』という記事より。
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なんだこの文章!?
へったくそ!!


臨時ニュースじゃないんだから推敲する時間あっただろ。


・まず読点(、)がそろっているのが見づらい。そこで文章が終わっているのかと思う。

・「6日に開幕する夏の甲子園の地元消防署の副署長は」
 この短い文章の中に、へたくそがいっぱい詰まってる。
 主語は「署長」なのに形容詞が長ったらしい。「6日に開幕する〜」ではじまって「署長」が主語になると思う人なんかいないでしょ。新聞の文章はすらすら読ませなきゃだめ。
 それから「開幕する夏の甲子園」って何なんだ。開幕するのは高校野球選手権大会でしょ。

・「高校球児としてその舞台に立った」
 「その」が何を指しているのかわかりにくい。

・「社会に出てからも足しげく通い」
 どこに通ったのか明記するべきだろう。

・「往時の熱闘を振り返る」
 わざわざ「往時」なんて聞き慣れない言葉を使わなくても、「当時」や「過去」でいい。

・「足しげく通い」「振り返る」「定年退職する」「どっぷりつかる」
 まず「〜する」の連続がリズムを悪くしている。
 さらにどれも主語がない。
 文章を並列に並べているだけで、山も谷もない。意味がとりづらい上に書いている内容が頭に入ってこない。

 新聞記事でここまでへたくそな文章もめずらしい。
 デスクは何やってるんだ。



 書き直すならこんな感じかな。


 6日に開幕する第93回高校野球選手権大会。舞台となる甲子園球場近くの消防署の副署長は、40数年前、高校球児として大会に出場した。消防署員になってからも観客として甲子園球場に足しげく通い、当時の熱闘を振り返っている。来年3月に定年退職する副署長は今年、公私にわたって甲子園球場と深くかかわる。
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# by uso8000000 | 2011-08-05 20:43 | カルチュア

【感想】 開高 健『ベトナム戦記』

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開高健『ベトナム戦記』(朝日新聞出版)
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開高健『輝ける闇』(新潮社)

『ベトナム戦記』はノンフィクション、『輝ける闇』は小説だが、どちらも開高健が戦時下のベトナムを訪れたときの体験をもとにしている。

正直、開高健がベトナムに行っていたことなど知らなかった。
ただの釣り好きのオヤジだと思っていたのだが、この2作を読んでイメージががらっと変わった。彼こそ、作家の中の作家である。

兵士でも記者でもカメラマンでもないのに、戦争まっただなかのベトナムへ出かける。
ゲリラに命を狙われながらアメリカ軍と行動を共にする。最前線にもついていき、ベトコンの一斉攻撃を受ける。部隊200人のうち、生き残ったのは開高健をふくむ17人だけだったというから、銃も持たない開高健が生還できたのは奇跡だと言ってもいい。

誰もがやめておけといい、自らも無駄だと思う。
それでも書くために行動せずにはいられない。書くことの前では自らの命など大きな意味を持たない。
おっそろしいほど筋金入りの作家だ。
その文章は、ユーモアを交えながらも終始熱を帯びていて行間から饐えたにおいが漂ってくるようだ。

ふつう、文章には緩急がある。
クライマックスでは緊迫感が感じられるが、ほとんどの文章はそうではない。読むのに力は要らない。緩急がなければ読むほうは疲れるし、書き手はもっと疲れる。
だがこの2作の場合、文章は徹頭徹尾緊張状態にある。
常に死と隣り合わせにある文章だからだろう、一文字たりとも読み飛ばすことを読み手に許さない。

これこそが本物の作家が命を削って書いた文章なのか。
久々に文章の持つ力を感じてぞっとした。


開高健『ベトナム戦記』

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開高健『輝ける闇』

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# by uso8000000 | 2011-08-04 21:07 | 本の周辺

移転しました。新しいブログはこちら http://dogdogfactory.blogspot.jp/
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