大人は楽しい

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私と井上ひさし

 死んだから、井上ひさしについて書く。

 訃報を耳にして、昔よく読んだよなあと懐かしくなった。
 本棚を見てみたら、井上ひさしの著書が四十冊並んでいた。こんなに読んでいたのか。

 はじめに読んだのはおそらく『ブンとフン』だった。小学生のときである。
 ひたすらナンセンス、荒唐無稽奇想天外な小説だった。
 小説と読んでいいのかもわからない。よくもあの発想を小説という形にしたものだ。

 好きだったのは『偽原始人』。
 小学生三人の、大人に対する反抗記録。
 塾の授業料で商店街で豪遊するくだりが、最高にどきどきした。
『ドン松五郎の生活』も覚えている。
 ラストは悲しかった。
『青葉繁れる』『下駄の上の卵』、彼の青春小説はどれも物悲しかった。

 中学生のときに読んだ『吉里吉里人』はおもしろい、というよりすごいと思った。
 文庫版上中下の分量でありながら、作中では話が一日しか経っていない。気絶している時間もあったから、十数時間のできごとに千ページを費やしていたわけだ。
 小説は時間をも自由に操れるのだと教えてくれた作品だった。
『江戸紫絵巻源氏』も同様。『源氏物語』のエロパロディーだが、ぜんぜん話が進まなかった。

 笑ったのは『モッキンポット氏』シリーズ。
 カトリック系の孤児院を出て、洗礼まで受けた井上ひさしが、偉大なる宣教師を大いに茶化した作品。
 恩師にモッキンポット氏に迷惑をかけつづける主人公(モデルは著者本人)を笑うと同時に、井上ひさしにはマトモな道徳観念が少し欠けているのではないかと思った。

 それがもっとも表れていたのが『日本亭主図鑑』。
 己の博覧強記を駆使して、ひたすら男尊女卑のすばらしさを説いたエッセイ。
 大笑いして、友だちにも勧めてまわった。
 井上ひさしの書く『男は女よりもすばらしい』説はもちろんしゃれなのだが、半分本気で書いていたと思う。女性が読んではいけない本ナンバーワンだ。

 後に、井上ひさしは妻に対して激しくDVを振るい、妻を殴らないと書けないほどであったと聞く。
 たいへんな境遇と吃音というコンプレックスを抱えながら、日本語に対する深い造詣を抱え、平和を愛する温和な知的人。
 やはりどこかでゆがんでいるものだ、と妙に感心してしまった。
 だがそれ以来、井上ひさし作品は手にとっていない。きっとこの先も読み返すことはないだろう。嫌いだという意味ではない。
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by uso8000000 | 2010-04-13 05:20 | 本の周辺

本を読もうよ本を

 最近読んだ本の中で、おもしろかったものを紹介。


 西原理恵子+勝谷誠彦「鳥頭紀行 ジャングル編」 
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 体を張りまくったジャングル+ベトナム取材もおもしろいが、いちばんすごいのが「台湾編」。
「写真をなくした」「資料を探す気になれない」「あんまり覚えていない」といって、うろ覚えの記憶だけで紀行漫画を書いている。当然内容はむちゃくちゃ。ベトナムや香港の出来事が混ざっているし、途中で投げ出しているし。
 これを本にして、さらにそのまま文庫にしてしまったことに感動した。



 ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」
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  古代ローマの建築技師が現代日本の風呂にタイムスリップするというお話。
 ひたすら風呂の話がつづく。これがめっぽうおもしろい。
 斬新なギャグがあるわけではないのだが、あくまで大まじめな主人公が終始おもしろい。「聖☆おにいさん」とも似ているが、こっちのほうが品があって(風呂の話なのに)、誰が読んでもおもしろいと思う。



 石川雅之「もやしもん 8」
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 ビール編。これまででいちばんおもしろい。ワインや泡盛よりもなじみが深いし、解説もわかりやすい。
「もやしもん」を読んだことのない人は、1巻よりも8巻から読んだほうがいいかも。



 加納朋子「レインレイン・ボウ」
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 文章がうまいのですいすい読める。明確で無駄のない文章。
 ミステリだけど殺人は起こらず、日常的な謎(というよりちょっとした違和感という程度)がいくつもいくつも散りばめられていて、それを解いているうちにひとつの大きな謎が明らかに。
 構成のうまさに舌を巻いた。



 ゴールディング「蠅の王」
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 子どもたちが無人島に流れ着き、子どもだけの生活が始まる……。はじめは「十五少年漂流記」だが、次第に規律は破られ、秩序は崩壊し、対立は徐々に深まる。それぞれの少年の内にある暴力性、破壊衝動が少しずつ表面化してゆく描写が真に迫っている。内的な狂気をほんの少しずつ露にしてゆく家庭が緊張感を与える。
「今からみなさんに殺し合いをしてもらいます」みたいな暴力ありきの安易な設定ではなく、人間すべてが持っている欲望が些細なことをきっかけにして膨らみゆく。これぞ小説。



 佐藤多佳子「黄色い目の魚」
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 瑞々しいタッチで描かれた青春小説。小道具としての絵画の使い方が見事。
 大きな事件も、目標も、恋のどきどきもないけれど、話に引き込まれた。文章がすごくいい。



 森見登美彦「四畳半神話大系」
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 おもしろい。笑えて、感心した。エンタテインメント小説の白眉。
 四つの平行世界があり、それぞれで同じような経験をして同じような結末に至る男の物語。
 ただ四つが並んでいるだけでなく、ある世界で提示された謎の答えが別の世界で見つかるなど、伏線・小道具の使い方も絶妙。
 伏線の利きすぎた小説はたいてい前フリにあたる部分が退屈なんだけど、この作品はユーモアたっぷりなのではじめから楽しめる。
 青春小説としても、恋愛小説としても、ファンタジー小説としても、ミステリとしても超一級の小説だ。



 梁石日「闇の子供たち」
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 タイでの児童売春、幼児虐待、麻薬・臓器の密売を迫力ある筆致で書いた小説。しつこいぐらいに生々しく児童売春の描写をしているので、鳥肌が立つ。嫌でも胸に迫ってくる。毎日大人の性の相手をさせられて、エイズに感染したことがわかると生きたままゴミ捨て場に捨てられる子どもの姿は衝撃的。
 ただし「児童売買春やめましょう」という安易なプロパガンダ小説ではない。
 作中には「子どもを売らないで!」という運動をする日本人のボランティアスタッフが描かれるのだが、彼女のほうが平和ボケしていて、子どもを売り買いする親やマフィアのほうが正しいのではないかと言う気さえしてくる。
「子どもを売らないと家族みんな食っていけない。子どもを売るなというのは一家全員死ねということだ」と主張する親に対して、反論することなどできるのだろうか?
 また、病気の我が子を救うために、タイでの臓器移植にすがる日本人の母親が登場する。その臓器移植のためにタイの子どもがひとり殺されるのだと知ってもなお、手術を受けさせようとする母親。彼女を責める資格は、誰にあるのだろうか? 少なくともタイの貧しさの上に成り立っている豊かな暮らしを享受している我々には、ない。



 水木しげる「水木しげるのラバウル戦記」
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 しりこだまさんがブログで紹介していたので読んでみた。
 なるほど、おもしろい。
 しりこだまさんが書いている以上の感想は書けないので、そちらを参照されたし。
 戦争の悲惨さではなく、水木センセイの胆力のすごさしか伝わってこない。
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by uso8000000 | 2010-01-23 22:13 | 本の周辺

100年予測

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「100年予測—世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図」
著:George Friedman (早川書房)


 地政学の見地から、今から100年後までの世界情勢を大胆に予測した書。
 これがめっぽうおもしろい。

 地政学とは耳慣れない名前かもしれませんが、地理から政治を分析する学問。
 地政学を使えば、はたして未来を予測することはできるのか?

 筆者はできると断言する。
 細部の予測は神以外には不可能だが、大筋の流れは十分予測可能だと。



 筆者が描く未来は次の通り。


・2010年代、中国には政情不安が広がる。中国政府は弱体化して力を失う。

・ロシアが豊かな資源を背景に力をつけるが、アメリカとの第二の冷戦状態に突入し(ただし規模はずっと小さい)、前回同様ロシアの自滅で幕を閉じる。

・アメリカの行動指針は過去も未来も同じである。
 自身にとって脅威となる国の台頭を防ぐこと。アメリカが目指したのは、各地域を安定させることではなく、不安定に陥れること。地域に争いが起こることで、突出した力を持つ国が生まれなくなる。

・2030年になると先進国ではいっせいに労働人口がへり、移民の争奪戦を繰り広げる。この争いに勝利するのは、移民が移住しやすいアメリカである。

・日本がシーレーンを確保しようとする動きは、すべての海域を支配したいアメリカの思惑と衝突する。アメリカは、韓国(この頃にはすでに南北統合されている)及び中国と、反日同盟を形成する。

・トルコは、アメリカの反ロシア戦略にとって欠かせない存在となる。アメリカはトルコの経済発展を後押しする。

・ロシアの崩壊後、バルト三国、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニアの東欧諸国が東進する。
 この中でもっとも力を伸ばすのはポーランドである。

・西アジアのトルコと東アジアの日本の利害は一致する。トルコと日本は手を組む。アメリカは中国、インドと手を組み、日本、トルコと対立する。

・ポーランドがトルコと衝突、アメリカはポーランド支援にまわる。

・21世紀半ばのアメリカの戦闘では、主要な指揮統制施設は宇宙にある。宇宙で画像を確認し、地表への極超音速機(音速の5倍で進む。これは今でもある)での攻撃を命じるのがもっとも効率の良い攻撃方法である。

・宇宙戦争の話はSFじみているが、その技術はすでに存在し、戦略上、戦術上のメリットもはっきりしている。

・この宇宙戦争の結果、日本とトルコは敗退する。第二次世界大戦で死んだのは5,000万人いじょうだったが、21世紀半ばの宇宙戦争で命を落とすのは5万人ほどだろう。

・アメリカの黄金時代が再び訪れる。戦争中に開発された宇宙エネルギーの技術が、産業界に活気をもたらす。

・21世紀後半に台頭するのはメキシコ。
 アメリカ国内に大量の移民を有するメキシコは、必ずアメリカと衝突する。
 アメリカの軍事力が最も苦手とする、アメリカ領土内からの挑戦をしかけられるのはメキシコだけである。




 とまあ、中盤からはかなり話がSFじみているね。さすがは早川書房。

 しかしこの本を読めば、この予測が単なる空想ではなく、過去の行動や科学技術に根拠を求めていることがわかる。
 詳しくは、本を買って読んでください。
 この内容で1,890円は格安。未来がわかるかもしれないのだし。



 最後に、もっとも印象的だった言葉を引用。

 意図せざる結果こそが、本書の主要なテーマである。もしも人間が自分のやりたいことを選び、それを実行に移すことができるのであれば、将来を予測することは不可能になる。自由意志を予測することはできないからだ。だが人間について最も興味深い点は、その大いなる不自由さである。(中略)われわれはいつの時代にどの場所に暮らすかによって、行動を厳しく制約される。そしてわれわれが実際に取る行動は、思いがけない結果を招くのである。
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by uso8000000 | 2009-11-27 22:23 | 本の周辺

たばこ税を上げるより

『100年予測』って本を読んでる。
地政学の本なんだけど、本筋とはあまり関係のないところでおもしろいことが書いてあった。


◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

 国民のほとんどが第一次産業に従事していた時代は、子は富の象徴であった。
 十歳になれば一人前の労働力になるし、子どもが親の老後の面倒を見てくれた。父親が土地や道具を持っていたから、いやが応にも父親の言うことに従わなくてもならなかったからだ。

 しかし工業化が進むと、子だくさんは経済的自滅につながることとなった。
 工業社会での労働は教育が必要であり、かつてのように十歳から働きに出すことはできなくなった。それどころか教育費用がかかる。おまけに企業に勤める子にとって、親の世話をすることはかつてほど重要ではなくなった。
 その結果少子化が進むことになる。これは政府がどんな政策を打ち出したところで絶対に止めることはできない。

 少子化が進めば、女性の一生もまた大きく変わる。
 十代で結婚して子どもを十人産み、五十歳を待たずに死んでいた時代は、女性の人生のほとんどは出産・育児に捧げられていた。
 ところが現在、平均的な女性は三十歳前後で子どもを一人か二人産み、三歳ぐらいになれば保育所に預けて働きに出る。平均寿命が八十歳にまで伸びた今、女性が出産・育児に専念する時間は一生の十分の一にも満たない。

 子どもをたくさん産み育てなけらばならない時代、結婚は避けては通れない道であった。男にとっても女にとっても、子どもを持たなくては生きてゆけなかったからだ。
 しかし現在では、男は長年にわたって出産・育児をおこなう女性を必要としなくなり、経済力を手に入れた女もまた男を必要としなくなった。

 かくして、必要性に応じて結婚していた時代から、愛情によって結婚する時代に変わった。
 愛情の欠点は、移ろいやすいことである。
 工業化社会において離婚が増えるのは当然のことである。
 また、結婚の目的が繁殖ではなく愛情に変わった今、同性愛者同士の結婚を否定する理由もなくなった。

◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


 少子化を止めるには、コンドームの税率をばかみたいに上げるしかないよね。
 だって時代は変わってもセックスは楽しいもん。
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by uso8000000 | 2009-11-01 20:44 | 本の周辺

新書の栄華と停滞

 3年ほど前から新書の敷居がぐっと下がり、それまでの「学問をはじめる人のための入門書」という位置づけから、「お手軽に知識を得られる啓蒙書」にシフトした。

 それ以前の新書というのはあくまで入門書であったので、たとえば哲学を学ぶ人は三木清『哲学入門』(岩波新書)を手に取り、大ざっぱな知識を得てからより高価でレベルの高い本へと挑んでいった。

 現在の新書は入口ではなく、1冊で完結する代物である。
 たとえば2008年最も売れた新書である坂東眞理子『女性の品格』(PHP新書)を読んだ人は、ほとんどがその後ジェンダー史の専門書などに手を伸ばすことはなく「こういう生き方をすればいいのね」といった感想を持ち、それでおしまいであった。


 この戦略転換が当たった。
 学問をやる人間にとっては眉をひそめたくなる現象かもしれないが、手軽に読めるもの、1冊で完結するものが売れるのは当然である。
 学問的価値は損なわれたが、新書は断然おもしろくなった。


 2005年の山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)、2006年の藤原正彦『国家の品格』(新潮新書)をはじめとして、次々に新書がベストセラーとなった。

 新書が商売になるとわかってからは、各出版社は、学ぶための新書よりも売るための新書に力を入れはじめた。
 ほんの十年ほど前までは岩波新書、中公新書(中央公論新社)、講談社新書の3つのレーベルがほとんどのシェアを占めていたのだ、2005年以降に新設された新書レーベルだけでも

・ソフトバンク新書(ソフトバンククリエイティブ)
・朝日新書(朝日新聞出版)
・ちくまプリマ―新書(筑摩書房)
・アスキー新書(アスキー・メディアワークス)
・学研新書(学習研究社)
・角川SSC新書(角川SSコミュニケーションズ)
・幻冬舎新書(幻冬舎)
・小学館101新書(小学館)
・祥伝社新書(祥伝社)
・PHPビジネス新書(PHP研究所)
・扶桑社新書(扶桑社)

など、10以上にものぼる。
 堅い内容の新書を出していた岩波、中公、講談社の3社も、岩波アクティブ新書、中公新書ラクレ、講談社現代新書といった、より専門的でない内容の新書レーベルを立ち上げた(岩波アクティブ新書は既に廃刊)。


 2006〜2007年頃にかけて新書の世界は本格的な戦国時代を迎え、次々と新刊が出版されては消えていった。
 だが、この群雄割拠時代も終息に向かいつつある。


 2007年のベストセラーTOP20(トーハン調べ)には、

 1位  坂東眞理子『女性の品格』(PHP新書)
 4位  飯倉晴武『日本人のしきたり』(青春新書)
11位  藤原正彦『国家の品格』(新潮新書)
17位  岡田斗司夫『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)
18位  福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)
19位  早坂 隆『世界の日本人ジョーク集』(中公新書ラクレ)

 6作の新書がランクインした。
 2008年のランキングでは、

 7位  坂東眞理子『女性の品格』(PHP新書)
 8位  坂東眞理子『親の品格』(PHP新書)
13位  姜尚中『悩む力』(集英社新書)

と、3作に半減。
 2009年上半期は

15位  姜尚中『悩む力』(集英社新書)
16位  五木寛之『人間の覚悟』(新潮新書)

 わずか2作がランクインするのみとなった。
 


 新書の発行点数は減っていない(むしろ増えている)から、各社の参入によって市場が飽和状態になりパイの奪い合いになっているのである。
 今年よく売れた新書を見ても、

・中村俊輔『察知力』(幻冬舎新書)
・小林よしのり『日本を貶めた10人の売国政治家』(幻冬舎新書)
・江夏豊・岡田彰布『なぜ阪神は勝てないのか?』(角川oneテーマ21)
・羽生善治『決断力』(角川oneテーマ21)

など、スポーツ、漫画、将棋などの世界で既に有名になっている人の本が目立つ。


 もう新書には、びっくりするようなヒットは生まれにくくなっている。
 新書市場は成熟してしまい、今後消滅することはないだろうが、しばらくは停滞、あるいは緩やかな下降カーブを描くことであろう。


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 で、ここから感情的な話になるんだけど。

 今、出版市場はどんどん縮小していっているが、その原因が新書の世界にはっきり現れている。

 去年『B型 自分の説明書』という本がヒットした後、類書(というかパクリ本)が次々に刊行された。

『「だから、B型だ」って言うな!』『 自分も知らないB型の正体 』『B型人間の頭の中』『B型—わたしの通信簿』『B型で悪いか!』『私、B型ですけど…何か?』『 愛されB型嫌われB型』『 B型女の取扱説明書』『血液型バイブル B型の事情』
 これらは、他社から出版されたパクリ本のほんの一部である。

 ひとつヒットが出ると、便乗本を出しておこぼれにあずかろうとする。新しい市場を開拓するよりも、ただ乗りするほうがはるかに楽だから。
 こんな業界に繁栄はないですよね。


 新書の世界というのはまさにその体質が濃厚に出ていて、ひとつヒットが出れば次々に模倣書が顕われる。
 以前『○○の品格』に関する記事を書きましたが、こんなのはほんの一例。

 今年売れた新書として名前を挙げた『察知力』『なぜ阪神は勝てないのか?』『決断力』なんてのも、知恵を絞っていない作りであることがタイトルを見ただけでわかります。

『○○力』とか『なぜ〜は…なのか』なんてタイトルのパターン、何年使っとんじゃい!
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by uso8000000 | 2009-10-20 21:25 | 本の周辺

お父さん、もういらないよ

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お父さんが教える読書感想文の書きかた

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9/1発売ってw
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by uso8000000 | 2009-08-29 12:17 | 本の周辺

単純な脳、複雑な「私」

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  池谷裕二 『単純な脳、複雑な「私」』


 薬学博士の書いた、脳の本。
 高校生に向けてされた講演をまとめた本なので、専門家が書いた本でありながら、素人にもわかりやすい。
 前著『進化しすぎた脳』もおもしろかったが、この本もすごい。どきどきするぐらいおもしろい。
 
 脳のことをこんなに知ってしまうと、人生観が変わってしまうよ。




 おもしろかったとこ(一部だけ)


・顔の右半分が男で左が女なら、女に見える。右が女で左が男なら、男に見える。人間は、他人の顔の左半分(つまり本人からすれば右半分)しか見ていない


・受付カウンターで、係の人から書類を渡されてそこに記入をする。記入をしている間に係の人がこっそり入れ替わっても、ほとんどの人は気づかない。係の人が男から女に変わっても気づかない。これを「変化盲」という。


・人間は感情と行動を合致させようとするので、誰かにプレゼントをあげるとその人を好きになる。だから好きな人を振り向かせたいときは、プレゼントをあげるのではなくもらう、尽くすのではなく尽くささせるほうがいい
 行動があって、それによって感情が決定する。


・難しい問題を出されたとき、出題後8時間考えつづけた人よりも出題後8時間眠っていた人のほうが正解率が高い。


・我々の網膜は、上下が反転した図形を見ている。網膜に映っている像は、足が上で頭が下。


・マウスに長方形の図形を見せたときだけエサを与えると、正方形よりも長方形を選ぶようになる。
 次に、この長方形と、もっと細長い長方形を見せると、より細長い方を選ぶ。形そのものではなく「長方形性」を選択する。


・「がんばれ」というサブリミナル表示を見せると、見たという意識はないのに握力は2倍近くになる。


・2つのグループに同じ作業をさせ、報酬に差をつける。すると、安い賃金しかもらえなかったグループの方が高い満足感を得られる。「金のためにやっているんじゃない」と思うから。
 これも行動が感情を決定している例。
 行動が先にあり、脳はその行動の起源を常に探求している


・のけ者にされて心が痛むとき、本当に「痛み」に反応する脳部位と同じ領域が活動している。


・他人が痛い目に遭っているときや、まだ使えるものを壊すときも、痛覚系の神経回路が活動する。


・脳の角回という部位を刺激すると、背後に誰かいるような感じがする。しかし自分が手を上げると後ろの「誰か」も手を上げる。つまり、角回を刺激することによって自分の存在する位置がズレる。これによって幽体離脱を人工的に引き起こすことができる。


・遺伝子情報は人間1人で750メガバイト。
 1人の人間の遺伝子情報はCD1枚に入ってしまう


・熱さを感じる脳のチャネルはトウガラシに反応する。
 冷たさを感じる脳のチャネルはミントに反応する。


・視覚は、赤緑青の3つのチャネルを持っている。
 味覚は塩味、酸味、甘み、苦み、旨味の5種。
 ところが嗅覚は400種の受容体を持っている。ネズミの嗅覚は1,000種。


・赤を感じる受容体、味の受容体、においの受容体は人によって違う。人によって違う感じ方をしている。私の見ている赤色とあなたの見ている赤色は違う色


・2匹のザリガニの神経系をつなぎ、お互いの感覚を交換しあう実験にはすでに成功している。


・欠けたものを埋める(=治す)だけでなく、新たな感覚を獲得できる時代になった。


・手を動かそうと思うよりも先に、脳は動かす準備を始めている。我々は自由意思を持っていると思っているが、意志よりも先に行動がある。
 「手を動かそう」などという欲求が生まれるのはオートマティックなプロセス。我々が持っているのは行動する自由ではなく「行動することを止める」という自由にすぎない


脳を観察していれば、作業ミスをする6〜30秒前には「この人はもうすぐミスをする」ということがわかる。


・腕が動いてから「動いた」と判断したのでは、0.5秒もかかってしまう。だから脳はフライングして、動かす前に「動いた」という知覚を始めている。


・緑→黄→赤、と徐々に色が変わってゆく図形を見ていると、本当は黄色の段階ですでにオレンジに見える。脳が未来を予測して、我々の目に未来を見せているからである。我々は未来を見ている
(http://www.asahipress.com/brain/future.html)


・遺伝子は生命の設計図というより、作り方を定めたルールの一部。


・生命は自身を書きかえる。構造が機能をもたらし、機能が構造を作りかえる。
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by uso8000000 | 2009-08-21 21:08 | 本の周辺

フェルマーの最終定理

 サイモン・シン『フェルマーの最終定理』(新潮文庫)
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 まず、このような良質な数学の本が文庫で出ることに感動。

 中学生のときに数学の本をたくさん読みたかったんだけど、ティーン向けじゃないまともな数学の本ってハードカバーばかり(しかも数千円するものばかり)で、お金のない中学生には手が出なかったことを思い出しました。あのときこの文庫が出ていればなあ。


 フェルマーの最終定理が証明されるまでを丹念に描いた一冊。イギリスのテレビ番組を本にしたので、素人にもわかりやすく数式はほとんど出てこない(それがかえってわかりづらくしている部分もある。多少は数式を出してもいいと思うけど)。


 フェルマーの最終定理とは、
【a^n + b^n = c^n (a^nはaのn乗という意味)】
 nが2より大きいとき、これを満たす自然数解は存在しない、っていうアレです。高校の数学の教科書にも載っているくらい有名なやつですね。


 自らが発見した定理の証明をいちいち書くことを好まなかったフェルマーは本の余白に
<私はこの命題の真に驚くべき証明を持っているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない>
とだけ書き記す。

 ゴールド=ロジャーが「この世のすべてをそこに置いてきた」と言ったせいで世は空前の大航海時代を迎えるが、フェルマーが「証明を書くことができない」と書いたこの走り書きのせいで、その後数百年にわたって数学者たちは苦しめられてきた———。

 中学生でもわかるくらい簡単な定理なのに、なぜか証明できない。なんと350年もの間、幾人もの数学者がこの定理(正確には、その時点ではまだ定理ではなく予想)に挑んでは、一人の例外もなく敗れ去った。
 オイラー、ソフィー=ジェルマン、コーシー、ラメ、クンマー……。数々の天才数学者が証明に失敗し、「悪魔にすら解けない」とまで言われたフェルマーの最終定理。

 その数学界最大の謎は、どうやって証明されたのか……。

 証明に至るまでの物語は、息もつかせぬほどドラマチック。
 ある数学者はフェルマーの最終定理のために自殺をやめ、ある数学者の死が証明を助けた。ある数学者は命を賭けた決闘の前日に偉大なる証明を書き残し、ある数学者は証明のために世間から隔絶された生活を送った。

 注目すべきは、証明は一人の天才のひらめきによってなされたのではなく、20世紀の数学を結集してなされたのだということ。
 数学に興味を持たない人はいても、この人間ドラマに感動を覚えない人はいないのではなかろうか。

 とにかく数学は美しい。その美しさの一端に触れられる本書は、文句無しのすぐれたエンターテインメント。
 ほんの少しでも数学のおもしろさを知っている人なら、ぜひ読むべき。
 中学校でこの本を教科書にしたらいい。




(覚え書き)

・科学理論は「合理的な疑問のすべてに答えられる」だけの証拠があれば正しいとされるが、数学は実験とは無縁の絶対的に正しい論理の上に築かれる。誤りやすい観測とは無縁。

・エウクレイデス(ユークリッド)が紀元前300年頃に記した『原論』は、その後2000年にわたって数学の教科書でありつづけた。

・すべての定理は、7つの公理を則って証明することができる。

・オイラーは、x^4 + y^4 + z^4 = w^4 を満たす自然数解がないと予想したが、200年経ってから
x=2682440、y=15365639、z=18796760、w=20615673 という解が存在することがわかった。
いくつ実際に試してみても、無限に証明できるわけではない。

・1億までのすべての偶数は2つの素数の和で表すことができるが、それがすべての偶数について成り立つということはいまだに証明されていない。
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by uso8000000 | 2009-07-21 19:44 | 本の周辺

とてつもない幸運のおかげ

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 リチャード・フォーティ『生命40億年全史』(草思社)

 40億年前に地球上に生命が誕生してから、人類が歴史を持つようになるまでを一気に叙述するという壮大なる科学書。

 帯に「生命がつむぐ物語の、この圧倒的な面白さ!」とのキャッチコピーあるが、これがちっとも大げさじゃない。
 40億年間という途方もない時間が織りなす雄大なドラマの前に、圧倒されっぱなしであった。

 筆者はあくまで慎重に、しかしときには驚くほど大胆に筆を進める。
 ユーモアを混ぜ、巧みなメタファーを散らし、自らの体験談や他の研究者の逸話をおもしろおかしく語る。そして、読み手の前にかつて地球上に栄えていた生物の姿をありありと甦らせてくれる。藍藻が広がったすべて緑色の世界、今では見られなくなった生物たちが泳ぎ回る海中世界、恐竜が闊歩する足下で哺乳類が身を潜めて暮らす世界。どれも、今目の前で起こっているかのように瑞々しく描写してくれる。




 もっとも印象に残った言葉。

「われわれは、善は栄えると思いたがっている。自分の人生に恩恵がもたらされると、たいていはそれを善行の報いとして説明したがる。もちろん、運もあることはある。しかし心の内では、よりすぐれた知性や才能がもたらした当然の恩恵であると信じている。たとえ絶好のタイミングで絶好の場所にいただけだとしても、その運をつかむためには並み外れた慧眼が必要だったと思いたいのだ」

 恐竜が滅んだのは、彼らが悪行のかぎりを尽くしていたからなのだろうか?
 海中では2億年近くにわたってサメがトップの座を占める捕食者であったが、彼らは努力の結果としてその地位を手に入れたのだろうか?
 かつて地球上の陸地はひとつながりだった。超大陸パンゲアと呼ばれるその大陸が分裂して、それぞれの塊は世界中に散らばっていった。南極大陸にもかつて哺乳類は生存していたが、大陸が南極点に達したことで彼らはすべて死に絶えてしまった。はたして彼らはどのような努力を怠ったのか?

 約2億5000万年前のペルム紀の大量絶滅では、海生種の96%、すべての種でみても90%以上が絶滅した。そのとき生き残った種は、生き残るために必要な能力を身につけたわけではない。持っていた特質が、“たまたま”生存に有利にはたらいたというだけである。

 我々が今ここに立っていられるのは、善行のおかげでも努力のたまものでもない。とてつもない幸運のおかげ、ただそれだけである。
 努力すればどんな夢でも叶えられる、どんな困難も乗り越えられる。そんな考え、おこがましいと思いませんか。






『生命40億年全史』から印象に残ったくだりを覚え書き。

・酸素は生物が生きるために必要不可欠なものだと考えられているが、全生物の祖先である原始細菌にとって酸素は致死的な有毒物でしかなかった。

・現在ハワイで細胞分裂をしている藍藻は、30億年前から分裂をくりかえしている。ほぼ不死身であると言える。

・殻の出現はわずか数百万年という短い間(生命史的にみるとこれは本当にあっという間)に世界中にいっせいに起こった。いっぺんに生物の多様性が増したように見えるが、これは生物のサイズが大きくなったから。それに伴って殻がつくられ、化石として残るようになった。競争・捕食の結果である。

・寄生という生き方はかなり早い段階で生まれた。寄生の構図の行き着く先はウイルス。

・オルドビス紀終わりの氷河期により、全動物種のうち半分以上が絶滅した。

・ほとんどすべての四肢類の指の数は5本だが、この本数に理由があるわけではなく、偶然の産物である。別に4本でも6本でもかまわない。事実、初期の四肢類には7本指のものもいた。

・サソリやカブトガニのように長い期間絶滅しない生物に共通する特徴は、大きめの子どもを少なめに生む、ということ。

・「宇宙から病原体がやってきた」というような激変を一度認めてしまうと、説明のつかない変化を地球外の要因で説明しようとする傾向に歯止めがかからなくなる。科学者は、手品師が帽子から花を出すようなやり方でその場しのぎの説明をしないし、やってはいけないとされている。
 だが、白亜紀末の恐竜などの大絶滅は隕石が原因とする説が濃厚。その考えが(反対はあったものの)結果的に支持されたのは、提唱したのがノーベル物理学賞受賞者であったから。

・イネ科の草は葉の付け根が成長するので、先端部分を食べられてもまた成長できる。したがって、ほとんどの草食動物はイネ科の草を食べる。

・ごく単純なつくりの石器が、大した変更をくわえられることもなく250万年前から100万年前まで使われつづけてきた。現代人から見れば、空恐ろしいほどの創造性の欠如である。この時代の人類は、考えなく本能的に石器を作っていたのではないだろうか。

・アフリカに住む人々の間の遺伝的変異は、他のすべての地域の間の差よりも大きい。たとえば漢民族と赤毛のアイルランド人、アボリジニとイヌイットの差よりも、アフリカ内の差のほうが大きい。

・家畜の乳を飲む習慣がなかったため、漢民族の大半は今でも乳製品を消化することができない。
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by uso8000000 | 2009-06-14 08:38 | 本の周辺

初夏の読書感想文

最近読んだ本。かつおもしろかった本。

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  私屋カヲル『少年三白眼』

 10年くらい前に人から「おもしろいよ」と勧められたけど、そのときは結局読まずじまい。
 10年ぶりに別の人から勧められて読んでみた。絶版になっていたのでわざわざAmazonマーケットプレイスで購入。
 17年前の作品とは思えないくらいハイセンス、ハイテンポなギャグマンガ。ばかばかしくて後に残らない爽やかさ。
 途中から変に恋愛要素とかが入ってきてるのが残念。

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  湊かなえ『告白』

 今年の本屋大賞なのであえてとりあげる必要もないかもしれないけど、いやあでもすごかった。
 第1章だけでも質の高いエンタテインメントなのに、次章以降で次々に明らかになる新事実。
 人間の残虐性を実に鮮やかに描いていて、救われない話ばかりが続くのにページを繰る手が止まらない。
 ミステリとしては少々アラがあるけど、それをさしひいてもむちゃくちゃおもしろい。
 これがデビュー作だとは信じられない。

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  コリン・ジョイス『「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート』

 日本在住のイギリス人記者が、日本での生活を瑞々しく綴ったレポート。
 プールに国民性が表れる、「猿も木から落ちる」「ずんぐりむっくり」「おニュー」といった表現の秀逸さ、日本的な行動とは何か……。
 一般的な「日本のイメージ」とは異なる独自の視点が楽しい。訳もいい。
 ところで、「他国の人から自分の国がどう思われているか」を気にするのは日本人の特徴なんだとか……。

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  渡瀬けん『左利きの人々』

 左利きの苦労を紹介した一冊。文章に面白みがないが、内容は実に面白い。
 僕自身は右利きで身近な人もみんな右利きなので、気づかなかったことがたくさん。
 ビデオカメラは右手でしか扱えない、チョコボールも右手でしか取り出せない、流しそうめんは左利きにはひどく不利、急須も右利きのために作られている……。
 なるほどなあ。これは差別というものを考える上でとても大事なことだよね。マイナリティにとってはすごく不便なことでも、多勢の側に属している人間には見えない。日本で最も根深い差別は、左利き差別かもしれない。
 右利きの人は、左手では印鑑がすごく押しにくいなんてことは想像もしないもんなあ。

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  藤子・F・不二雄『藤子・F・不二雄 SF短編集(上・下)』

 Fの魅力はなんといってもブラックな短篇にある。
『気楽に殺ろうよ』『間引き』『ヨドバ氏カメラシリーズ』『定年退食』『劇画オバQ』あたりの視点がおもしろい。

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  西原理恵子『パーマネント野ばら』

『ぼくんち』のような叙情的作品。でもやっぱりバイオレンス。
 感動的に終わるのかと思ったら、狂気を感じさせる怖いオチ。ぞくっとさせる。
 この極彩色の色づかいはすごいな。田舎のけばけばしさをよく表現している。
 女性向けの作品だと思う。それも一定年齢以上の。

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  江國香織『つめたいよるに』

 一篇数ページの短編集。短いのに、人生の機微がぎっしり詰まっている。
 いやあ、上手だなあ。抽象を極力排除して、具体の積み重ねですべてを説明する。実にいい文章だ。
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by uso8000000 | 2009-05-29 19:54 | 本の周辺

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