大人は楽しい

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ステレオタイプ

 今日は相撲観戦だからあたしはとっておきの雪駄をおろした。
 着物を着ていこうかと思ったけど、それだとあまりにも気合いをこめすぎているような気恥ずかしさを感じてやめた。それにあたしの部屋のクローゼットに着物は置いていない。

 大相撲の地方巡業である心斎橋のクラブクアトロは、人でごったがえしていた。
 人、人、人。
 人人人人犬人。

 そしてそのほとんどが老人と外人だ。あとはシェパードが混じっているぐらい。あたしみたいな23歳獅子座外反母趾女性の姿は他に見当たらない。

 やっぱり大相撲って老人と外人向けのものなのね。
 こんなにたくさんのじじばばが心斎橋クラブクアトロに集まったのは、今世紀はじめてのことじゃないだろうか。

 山のように集まったじいさんが杖をつき、滝のように流れてくるばあさんがショッピングカートみたいなのを押して歩いてくる。
「わしはこの日を本当に楽しみにしていたんじゃよ」
「そうですねえおじいさん」
 とてもいま現在レバノンで紛争が起きているとは思えないほど平和な会話をくりひろげている。

 外人たちはポップコーンとペプシコーラを表面張力が生じるぐらい口いっぱいに頬張りながら
「オー!スモウレスラー」
「フジヤマ、テンプラ」
 まるであほうみたいに(これはあほうではないという意味である)叫んでいる。


 そこへ力士たちが3×25の長い隊列をつくってやってきた。
 どすどすどすどす。みんな浴衣を着て下駄を履いて、床板を踏み外しながら歩いてきた。
 クラブクアトロの床板が抜けたのは今年の11月になってからはじめてのことじゃないだろうか。

「うっす。自分は相撲とりっす」
「ごっつぁんです。いやもうほんと、ごっつぁんです」
 浴衣の背中には、戦国武将よろしく己のしこ名が書かれた幟を掲げている。
 紺、群青、水色、藍色、空色、スカイブルー、マリンブルー……。色とりどりの幟に、『中村の山』『山田の海』『松井の松』といったしこ名がでかでかと青字で書かれている。背景に溶け込んで見づらいったらありゃしない。


「オー! スモウレスラー!」
「ワンダフル!」
 外人たちがフラッシュをバチバチ焚いて望遠レンズで写真を撮る。
「山田の海じゃあ」
「夢にまで見た松井の松じゃわい。わしはもういつでも冥土へ旅立っても悔いはないわい」
 じじばばが一生懸命腕を伸ばして、力士たちの腹肉をつまもうとする。

「こらこら、おまえら誰にことわって写真撮ってくれとんじゃいワレェ!」
「オラオラ、けじめつけんかい! あこぎな真似しとったらいてまうたるけん!」
 そこに現れたのが黒スーツにサングラスの一団。
 どうやら興行を仕切っているヤクザの連中のようだ。


 おかしい。
 薄々思っていたが、ここにきてあたしの頭に浮かんでいた違和感ははっきりと疑惑に変わった。

 ステレオタイプすぎる。
 老人は老人っぽすぎるし、外人はあまりにも外人外人している。関取は360度どこから見ても関取だし、ヤクザは100人が見れば100人ともが「これはヤクザだ」と断定するビジュアルをしている。

 どう考えたっておかしい。今どき小学生がじゆうちょうに描くマンガのキャラクターだって、こんなにベタではない。
「〜じゃよ」なんてしゃべり方をする老人は現実にはいないし、
「フジヤマ、テンプラ」と大騒ぎする外人も見たことがない。
 関取の「ごっつぁんです」も聞いたことがないし、
 汚い大阪弁と広島弁をミックスさせてしゃべるヤクザが出てくるのは古いマンガの中だけだ。
 だいたいクラブクアトロで相撲巡業をするはずがないし、だいいち明日から九州場所がはじまるのに力士たちがやってくるはずがないじゃない。


「この世界おかしいわ!」
 あたしは叫んだ。
「これは夢よ。夢オチよ! 創作物の世界ではやってはいけないとされている夢オチ! ああ間違いない!」

 あたしの声を引き金にして、クラブクアトロの壁が四方にゆっくりと倒れはじめた。ドリフのコントの大オチでセットが倒れるときのアレだ。
 夢の世界が急速に終わろうとしていた。

「うひゃあ」
「破滅じゃあ」
「はぁ、はぁ、世界が消えるっす。ごっつぁんです」
「オーマイガー!」
「おどりゃあいてまうぞお」

 老若男女太細洋邦善悪が己の存在を賭けて声のかぎりに叫ぶ。

「こいつは困ったでござる」
 じいさんが侍言葉になった。

「ミートゥー、グランドファーザー」
 ばあさんが流暢な英語を話しだした。

「弱ったことになったアルネ」
 外人が中国人なまりになった。

「おいどんも困ったでごわす」
 関取は薩摩弁に変わった。

「でーれーわやじゃい」
 ヤクザは大阪と広島の間の岡山弁で叫んだ。
 世界のルールが壊れてはじめているのだ。

 山田の海が得意のすり足で壁の裏側に回り込み、派手なつっぱりをかました。
 倒れかけていた壁が、前頭十二枚目のつっぱりにはねかえされてよろよろとバランスを保つ。
 だが倒れずにとどまったのは北側の壁だけで、他の三方の壁はどしんどしんとほこりを舞いあげながら地面に倒れた。
 壁の向こう側には、客引き酔っ払いギャルバカ蠢く心斎橋の往来ではなく、まばゆい光が空間を覆いつくしていた。
 朝が来たのだ。 
 いくら山田の海がつっぱったところで、しょせんは万年前頭。力及ばず北の壁もゆっくりと傾きを増してゆく。

 すべてが消える。
 じいさんもばあさんも外人も関取もヤクザもシェパードも心斎橋のクラブクアトロも、みんな嘘だったのだ。

 そう、あたしの部屋にクローゼットはない。
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by uso8000000 | 2010-11-10 21:06 | ネタ

絵になる男

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「位置について」の時点でもうこの位置


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膝カックンやられた


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「リー! リー! リー!」
って声はでかいけどぜんぜんリードとってない


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「さあ乗んな! 飛ばすぜ旦那、つかまってなよ!」


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「コートに入らないでください」って注意されたけど、
「空中セーフだろ!」って言って聞かない


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「今のシュート2点分ぐらいの価値あっただろー!!」


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「おまえとおまえ、見分けつかーん!!」


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「アルゼンチンでは最初はチョキなんだよー!!」


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「直球勝負だ!」って言ってるけど、おもいっきりフォークの握り


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「さっきのゴール、2点にしてくんない?」


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「今日、ぼくのコレが観にきてるんだよね☆」
 サインの意味がわからない


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「どう、この後ふたりでロスタイムいかない?」


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全力で蹴ったのに、すごい至近距離でキャッチされた




マラドーナの写真30枚ぐらい並べて、マラドーナ大喜利できそうだ。
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by uso8000000 | 2010-10-12 21:20 | ネタ

ゲゲゲの若奥様

 わたしたちの身の周りにいる妖怪たち

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【妖怪 こぜになめ】
 小銭が大好きな妖怪。
 財布の中にひそんで、小銭をなめている。十円玉がすぐに錆びるのはこの妖怪のしわざだ。
 874円の会計を支払おうと思ったら、873円しかなくて結局千円札を出した経験はないだろうか?
 それはこの妖怪が1円玉を隠して、小銭を集めようとしているからだ。


【妖怪 かみちらし】
 貴重な資源である紙を無駄にさせる、悪い妖怪。
 洗濯物のポケットの中にティッシュを入れ、洗濯物をティッシュまみれにするのはこいつのしわざだ。


【妖怪 しゅっぱつしんこう】
 電車やバスに乗り遅れさせて時間を無駄にするイタズラが大好きな妖怪。
 電車やバスを予定より十秒早く出発させ、走ってきたのに目の前で扉が閉まり落ち込む人間を見て、大笑いする。
 人々に嫌われている妖怪だが、ごくまれに「乗り遅れた飛行機が墜落して命拾いした」ということもある。


【妖怪 メールずらし】
 メールの送信ボタンを押す0.1秒前に宛先を変更する妖怪。
 この妖怪に気づいたときにはもう送信ボタンを押した後である。
 よりによっていちばん見られたくない相手を選んで変更することから、たいへん嫌われている妖怪である。


【妖怪 えんちょう】
 テレビ番組の予約録画をしているときに現れる妖怪。
 野球の進行を遅らせ、その後の番組の放送を延長させる。
 野球人気の衰退や録画技術の向上に伴い、この妖怪も絶滅寸前である。


【妖怪 はみがかせず】
 歯をみがいた直後に現れ、甘いものを持ってくる妖怪。
 食べるのを我慢したとしても、もう一度みがくことにして食べることにしたとしても、いずれにせよ敗北感は免れない。
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by uso8000000 | 2010-10-07 21:48 | ネタ

何もない99.9999%のスペース

 この世のあらゆる物質は原子からできています。

「原子はそれ以上分けることができないもの」と中学校の理科で教えていますが、これは真っ赤な嘘で、原子は陽子と中性子と電子に分けられます。

 陽子と中性子をあわせて原子核といい、原子核のまわりを電子が飛び回っているのです。

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 図で表すとこんな感じですが、この図はわかりやすく描かれているものであって、実際の原子核はもっともっと小さいです。

 電子の軌道(この図でいうと、オレンジの線で囲まれたところ)を東京ドームとすると、原子核(この図では中央の黄色と紫の部分)の大きさはハエ1匹ぐらいです。

 原子核は、原子全体の大きさの100万分の1ぐらいしかないわけです。
 その周りを飛び回っている電子はというと、原子核のそのまた数万分の1ぐらいで、ほとんど無視してもいい大きさです。


 ということはですよ。

 原子というのは、そのほとんどが「何もないスペース」なのです。
 東京ドームの中にいるハエ1匹。これだけが実際に「何かあるスペース」です。

 ここで、十円玉について考えてみます。
 十円玉はほとんどが銅でできています。

 銅というのは、銅原子が集まってできたものです。

 しかし、さっきも言ったように、銅原子は99.9999%が「何もないスペース」です。
 それが集まってできたものである十円玉も、99.9999%が「何もないスペース」なのです。
(十円玉の0.0001%だから0.00001円玉です)

 我々が十円玉を見て銅と認識するのは、
 東京ドームの広さに1匹だけいるハエを見て「ここはハエのかたまりだ」と思うようなものなのです。



 また、十円玉の99.9999%が「何もないスペース」であるのと同様、わたしたちの体も99.9999%が「何もないスペース」です。

 ほとんど何もない私たちの手が、ほとんど何もない十円玉をつかむ。
 どうしてすり抜けてしまわないのか。
 不思議なことですよね。

 実際には「何もないスペース」に分子間力などの“原子を結びつける力”が働いているので、手は十円玉をすり抜けてしまわないわけですが、そう言われてもやっぱり「たまにはすり抜けてしまうこともあるんじゃないだろうか」と考えてしまいます。


 この動画の1分45秒〜 みたいに。


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by uso8000000 | 2010-09-02 21:27 | ネタ

マジシャンの天敵

 プロのマジシャン10億人に聞きました。

 「こんなお客さんの前でマジックはやりにくい!」



【囚人】
 脱出マジックを披露しても、うらやましそうな顔しかしない。



【哲学者】
「はい! 見事に消えました!」
「そもそも存在しているものなどあるのか」
 そこから疑う。



【天才外科医(無免許)】
「バラバラになっていた女性の体が、ほら元通り!」
「私ならもっと手際よくやってみせるがね。ただし手術代は1,000万円だ」



【合気道の達人】
 どんなイリュージョンもきれいに受け流される



【山岡士郎(美味しんぼ)】
マジシャン「ここに何のへんてつもない寿司があります」
山岡さん「こんなものは寿司じゃない。
 明日もう一度この店に来な。本物の寿司を食わせてやるよ」



【シルクハットをはじめて見る部族】
「種も仕掛けも〜」のくだりでもう大熱狂



【天才スリ】
「そのコインはここに……。あれっ、ない!!」



【記憶喪失】
「あなたが引いたのはこのカードですね!」
「何も思い出せない……」
 


【やまびこ】
「はい、元通り!」 テッテレ〜♪(テッテレ〜 テッテレ〜 テッテレ〜)
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by uso8000000 | 2010-08-31 21:31 | ネタ

24時間テレビの感想(観てないけど)

はるな愛って、ニューハーフになった上に24時間休みなく走らされてたけど、いったい前世でどんな悪いことしたの?
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by uso8000000 | 2010-08-30 08:13 | ネタ

ダーツ 上達 テクニック 方法 うまくなる (検索してうっかり来る人を増やすためのタイトル)

ダーツを一度もやったことのない私が、ダーツで高得点をとるコツをお教えしよう。

 競技ダーツは2〜5人でおこなう。
 クラシックカントリースタイル、ダッチスタイル、漢王朝式、乾式、湿式などのルールがあるが、現在ダーツといえば普通はアメリカンカントリースタイルである。
 かのマッカーサーが広めたと言われているルールだ(マッカーサーといってもGHQ総司令官のダグラス=マッカーサーではなく、カリフォルニア州の農夫のほうのマッカーサーである)。

 ここではアメリカンカントリースタイルについて説明する。
 ダーツの的には同心円上に5つぐらいの輪が描かれているが、内側の輪から順に、一ノ瀬、二階堂、三鷹、四谷、五代という名がついている。中心にある点は、「音無」と呼ばれている。ここだけクッション素材でできていて、矢が刺さっても何の音もしないことからこの名がついた。

 アメリカンカントリースタイルのルールは簡単。
 音無にあてれば10点、一ノ瀬より内側なら8点、二階堂より内なら7点……、五代の内は4点。五代の外側は0点。的から外れた場合、刺さったのが洋室ならば-3点。和室の壁であれば-5点、人間の頭部に当たったときは3〜10年の懲役となる。

 1投ごとに次の人に交代し(これを1ピリオドという)、10ピリオドで1ゲーム。
 合計点が高いプレイヤーが勝利となるが、最後まで盛り上がるように10ピリオド目にかぎっては得点が30倍になるのがアメリカンカントリースタイルの特徴だ。


 いよいよ投げ方のレクチャーに入ろう。

 まず構え方。
 プレイヤーが右利きの場合(余談だが、ダーツの選手には右利きが圧倒的に多い。左利きの10倍近くいるという統計もある。これは偶然だろうか?)、右手の親指と人差し指の間で矢(専門用語で「ダーツの矢」と呼ぶ)をはさむ。このとき、中指、薬指、小指の動きに関しては特に意識する必要はない。

 人間の五感のうち、ダーツに必要なのは視覚だけである。聴覚や嗅覚などは役に立たないばかりか、集中を乱すものとしてむしろ妨げになる。
 そこで、投げるときには耳と鼻を閉じて余計な情報をシャットアウトするのがふつうである。
 首をすくめて両肩をすぼめ、肩で両耳をふさぐ。やってみればわかるが、これは素人には非常に難しい。そのためダーツプレイヤーは毎日の肩のストレッチを欠かさない。
 肩で耳をふさぎ、左手で鼻をつまむ。これで聴覚と嗅覚は遮断された。窮屈な姿勢で投げにくいが、それははじめのうちだけである。

 難しいのは、狙いのつけかただ。
 初心者はたいていもっとも高得点の中央(音無)を狙うが、これはまちがいである。
 なぜなら、地球上には重力というものがあるからだ。

 重力は、地球上のあらゆる物質に平等にはたらく。
 ジャンプしてバスケットゴールにさわろうとする中学生にも、バク転ができるというだけでモテている気になっている中学生にも、柔道で乱取りをしたときに無意味にジャンプを繰り返す中学生にも、重力は等しくはたらく。すべての中学生は重力から逃れることができない。

 ダーツの矢にもまた重力がはたらき、あなたの手を離れてから的に刺さるまでの間に、いくらかの落下をする。
 したがって、狙うとすれば音無よりやや上、一ノ瀬のおでこのあたりである。

 このとき、投げる速度は速ければ速いほどよい。
 なぜなら、速いほうが重力による落下距離が短いからだ。
 これを数式を用いて説明することもできるが、無学のあなたがたにはどうせ理解できないだろうからやめておく。もちろん私にも理解できないだろう。

 速く投げるためにはどうすればよいか。
 一度でも野球を観たことがある人ならもう答えを察しただろう。
 もちろん、左足を高く上げ、勢いよく右手を前に出すのが最善の策である。野茂投手にならい、トルネード投法を用いるのもひとつの手である。


 まだまだ説明したいことはあるが、紙面が尽きた。

 え? 飽きたのだろうって?
 的を射ている。音無だ。


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by uso8000000 | 2010-08-28 21:10 | ネタ

新婦について

一方、新婦のキョウコさんは、

開業医のお父様と、専業主婦のお母様の間に生まれ、

一人娘として大切に大切に育てられ、

幼少期は花を愛するおとなしい子として育ち、

中学校に進学してからはバレーボール部に所属して、副キャプテンを務めるなど周囲からの信頼を集め、

その後はたいへん優秀な成績で

見事三年の刑期を務めあげ、

この素晴らしい日を迎えることができました。


真夏のフォト喜利2010
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投票も投稿も受け付けてます。
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by uso8000000 | 2010-07-25 09:09 | ネタ

今日は参議院選挙だから

 近年、エロのデジタル化が進んでいる。
 十数年前まで隆盛を誇っていたエロビデオはかつての勢いを失い、現在はネット上の無料動画(あるいは有料動画)がエロの主流となっている。
 静止画(いわゆるエロ本、エロ画像)や文書(いわゆる官能小説の類)も、インターネット上にその発表媒体が年々移行していることはみなさんご存知のとおりである。

 エロのデジタル化は、手軽で安価にエロ情報を入手することが容易にする。
 多くの人にとってはありがたい話であるが、深刻な問題が潜んでいることも忘れてはならない。

 私がもっとも懸念する問題は、若年層の間でのエロ情報格差が深刻化していることである。

 個人的な話で恐縮だが、私が中学生の頃などは、エロ情報の主要な入手先は公園であった。
 近所に住むエロい大人が、必要なくなったエロ本を公園のごみ箱などに処分していたのである。
 市町村は、不要となった雑誌類を廃品回収に出すことを推奨しているが、良識ある大人は、未来ある若者の手に資源を残すことを選択し、中高生の手に取りやすい公園のごみ箱というタイムカプセルにエロ本を投入していたのである。
 そして我々中高生もその期待に応え、大人たちの財産をしっかりと引き継ぎ、ときにはさらに下の世代へとエロ本を受け継がせてきたのであった。


 はたしてエロのデジタル化が進んだ現在、エロの世代間受け渡しはどうなっているのであろうか。
 まず、PCなどのハードディスクに保存したエロ画像・エロ動画の類いを公園に捨てることはなくなった。
 クリックするだけで手軽に削除ができてしまうのである。これは非常に便利な反面、「エロを引き渡しがなされない」という深刻な問題を含んでいる。
 なにしろハードディスクから削除された画像・動画は、あとかたもなく消えてしまうのである。
 したがって、中高生が公園のごみ箱からエロ情報を入手できる可能性は極端に減ったことになる。

 では現在、情報を欲する中高生は、どうやってその飽くなき知的好奇心を満たしているのであろうか。

 PC・携帯電話などの情報端末を保有している中高生に関しては問題がない。
 以前よりもエロ情報にアクセスしやすくなり、エロを追い求めて街や野山を彷徨する無益な時間から解放されたわけだから。
 問題なのは、そういった情報入手手段を持たない、情報弱者とも呼ぶべき中高生である。
 彼らはどこでエロ情報を入手すればよいのだろうか。エロを必要としている時期に大人がきちんとしたエロ情報を与えてやらなければ、健全な発達が妨げられる可能性がある。青少年の発達がゆがむことは、社会にとっても大きな損失である。

 以前は資本主義経済の競争原理によって健全に作用していたエロ循環システムが機能しなくなっている以上、政府や市町村などの公共機関が市場に介入してやらなければならない。
 政府の自由競争への介入を嫌う意見も根強いが、公共の福祉にかかわる問題である以上、ある程度の規制はやむをえないものと考えられる。

 まずなすべきことは、エロ税の徴収。
 エロ動画の視聴料にエロ税を課金し、未来のエロ青年の育成への資金とする。
 このエロ税は、エロに特化した公共ライブラリーの建設にあてる。
 人気女優や企画ものの動画はもちろんのこと、SM、熟女、ロリータ、コスプレなどのフェチもの、さらにはビニ本、古典官能小説、春画といった歴史的資料としての価値をもつ古今東西のエロ資料を所蔵するライブラリーである。
 当然のことながら7歳未満の入場は禁止するが、基本的には広く一般に開放する。
 まだ性に目覚めていない児童が早い段階で自己の性癖と向き合う場をつくることこそが、未来のエロ業界への発展へとつながることを示せば、エロ業界団体もエロ税への導入に理解を示してくれるものと思われる。

 ゆくゆくはエロにすぐれた青少年を選抜して、国家教育費での海外遠征なども視野に入れる。
 性豪育成のためには、精通がはじまってからではもう遅いということも最近の研究で明らかになっている。
 早期育成こそが大性豪(グレート・ドン・ファン)を生み出すものであり、国家を挙げての取り組みこそが日本をエロ振興国、そしてエロ産業輸出国へと発展させてくれるのである。


写真で一言企画
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by uso8000000 | 2010-07-11 10:27 | ネタ

仮トン

「えっ、カリフラワーってそう書くんだ」

 「なんだと思ってたの」

「(仮)フラワーだと思ってた。花みたいだけど花じゃないからって」

 「あっはっは。でもそういう勘違いってよくあるよね」

「カリフラワーが(仮)フラワーじゃないってことは、ひょっとして、(仮)満タン島じゃないってことか」

 「ちがうよ。あれはカリマンタン島」

「そっかー。てっきりガソリンスタンドで『とりあえず満タンで』っていう人が多いから(仮)満タン島かと思ってた」

 「どんなかんちがいだよ」

「え? じゃあもしかして、派手なパフォーマンスで人気の力士は」

 「タカミサ(仮)じゃなくて高見盛だぜ」

「えー! じゃあその力士が宣伝してた日本酒もニホンサ(仮)じゃなくて……」

 「日本盛」

「ほんとかよ。じゃあ劇場版ルパン三世も……」

 「(仮)オストロの城じゃないぜ」

「ってことはこの夏公開のジブリアニメも……」

 「(仮)ぐらしのアリエッティじゃないよ。タイトル仮定で封切らないからね!」

「じゃあ銀座(仮)ーも、いきものが(仮)も、(仮)んとうも、ほんとは銀座カリーといきものがかりとかりんとうなのか」

 「“んとう”ってなんだよ」

「そうかー。『親のななひ(仮)』でもないのかー。仮定じゃないのかー」

 「たしかに長嶋三奈とIMALU以外は、親の七光だと決めつけにくいけど!」



大喜利企画やってます。
参加者募集中。
真夏のフォト喜利2010
携帯用



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by uso8000000 | 2010-07-09 20:41 | ネタ

移転しました。新しいブログはこちら http://dogdogfactory.blogspot.jp/
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